オクトパス (コージー・パウエルのアルバム)
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『オクトパス』 | ||||
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コージー・パウエル の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1982年9月 - 10月 ロンドン ブリタニア・ロウ・スタジオ | |||
ジャンル | ハードロック、インストゥルメンタル・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ポリドール・レコード | |||
プロデュース | コージー・パウエル、ニック・グリフィス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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コージー・パウエル アルバム 年表 | ||||
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『オクトパス』(原題:Octopuss)は、イギリスのドラマー、コージー・パウエルが1983年に発表した、ソロ名義では3作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]パウエルは本作のリリース前にホワイトスネイクに加入しており、本作のソングライティングやレコーディングにもホワイトスネイクのメンバーが参加した[3]。ただし、映画音楽のカヴァーである「633部隊」(『633爆撃隊』より)と「ビッグ・カントリー」(『大いなる西部』より)はロンドン交響楽団との共演で、前者はパウエルのドラム・ソロ・コーナーでも演奏されていた[3]。また、「ダートムーア」は旧知のゲイリー・ムーアおよびドン・エイリーと共にレコーディングされた[3]。
反響・評価
[編集]母国イギリスでは、1983年5月28日付の全英アルバムチャートで86位となるが、翌週にはトップ100圏外に落ちた[2]。ジェフ・バートンは2017年、loudersound.comにおいて本作に10点満点中5点を付け「"633 Squadron"や"The Big Country"の仰々しいヴァージョンが収録されているが、これらはジェフ・ウェインに似すぎている」と評している[1]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はコージー・パウエルとメル・ギャレーの共作。
- アップ・オン・ザ・ダウン "Up on the Downs" – 3:55
- 633部隊 "633 Squadron" (Ron Goodwin) – 4:13
- オクトパス "Octopuss" (Cozy Powell, Colin Hodgkinson) – 5:53
- ビッグ・カントリー "The Big Country" (Jerome Moross, Morty Neff, Jack Lewis) – 2:56
- フォーミュラ・ワン "Formula One" – 3:21
- プリンスタウン "Princetown" – 4:37
- ダート・ムーア "Dartmoore" (Gary Moore) – 5:41
- ザ・ラットラー "The Rattler" (C. Powell, David Coverdale) – 2:57
参加ミュージシャン
[編集]- コージー・パウエル - ドラムス
- メル・ギャレー - ギター
- ゲイリー・ムーア - ギター(on #7)
- ジョン・ロード - キーボード
- ドン・エイリー - キーボード(on #7)
- コリン・ホッジキンソン - ベース
- ロンドン交響楽団(on #2, #4)
脚注
[編集]- ^ a b Barton, Geoff (2017年11月4日). “Cozy Powell - The Polydor Years album review”. loudersound.com. Future plc. 2023年5月11日閲覧。
- ^ a b COZY POWELL | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ a b c 日本初回盤LP (28MM 0247)、1990年再発CD (POCP-1813)、1998年再発CD (POCP-9169)共通ライナーノーツ(伊藤政則)