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エミール・ゾラの肖像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『エミール・ゾラの肖像』
フランス語: Portrait d'Émile Zola
作者エドゥアール・マネ
製作年1868年
種類油彩
寸法146 cm × 114 cm (57 in × 45 in)
所蔵オルセー美術館パリ

エミール・ゾラの肖像』(エミール・ゾラのしょうぞう、Portrait d'Émile Zola)は、エドゥアール・マネ1868年に完成した油絵。エドゥアール・マネの友人で小説家のエミール・ゾラの肖像を描いたものである。1868年サロン・ド・パリに出品された。パリオルセー美術館に所蔵されている。

概要

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背景部の部分図

肖像画はギュイヨ通(Boulangerie Guyot)のマネのスタジオで描かれ、エミール・ゾラは手にマネが頻繁に参考にしたシャルル・ブランの『L'Histoire des peintres』(『全画派の画家たちの歴史』、1865年刊)と思われる本を手にした姿で描かれている。

背景には浮世絵(大鳴門灘右エ門 (安政)相撲絵、作者は歌川国明 (2代目)(一説には初代歌川国明)と見られている。)とディエゴ・ベラスケスの『バッカスの勝利』の複製版画、マネの『オランピア』の複製版画で飾られた屏風が描かれている[1].。

この作品はエミール・ゾラに贈られ、1902年にゾラが亡くなった後、未亡人の手元に残った。1918年に未亡人の生存中は手元に置くことを条件に美術館に寄贈され、1925年にルーブル美術館に届いた。その後1986年にルーブル美術館からオルセー美術館に移管された。

参考文献

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  1. Bernard Denvir (1993). Les Impressionnistes : les artistes et leurs œuvres. Paris: Gründ. pp. 99–100. ISBN 2-7000-2040-5.