皇帝マキシミリアンの処刑

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『皇帝マキシミリアンの処刑』
フランス語: L'Exécution de Maximilien
Edouard Manet 022.jpg
作者 エドゥアール・マネ
製作年 1869年
種類 油彩
寸法 252 cm × 305 cm (99 in × 120 in)
所蔵 マンハイム市立美術館、マンハイム

皇帝マキシミリアンの処刑』(: L'Exécution de Maximilien)は、フランス画家エドゥアール・マネ1869年に製作した油絵メキシコ皇帝マキシミリアン処刑を題材にしている。ドイツマンハイムマンハイム市立美術館所蔵。

概要[編集]

メキシコに債権を有していたフランスが、メキシコ政府の負債棚上げに激怒し、メキシコ本土に出兵して首都メキシコシティを占領し、1864年4月10日よりハプスブルク家オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の弟であるマキシミリアンを「メキシコ皇帝」に即位させた。しかし、先住民出身のメキシコ大統領ベニート・フアレスらが巻き返し、1867年5月15日にマキシミリアンは逮捕されて帝位が取り消され、同年6月19日に側近の将軍2名とともに銃殺刑に処せられた。この作品はマキシミリアンが処刑される瞬間を描いている。

「皇帝マキシミリアンの処刑」(油彩・キャンバス、193 x 284 cm、1867-68年、ナショナル・ギャラリー蔵)
「皇帝マキシミリアンの処刑」(油彩・キャンバス、195.9 x 259.7 cm、1868年、ボストン美術館蔵)
マキシミリアンらの処刑を写した写真。右からマキシミリアン、ミラモン、メヒア

この作品を完成させる前に、マネは試作(油絵2枚、小型の油絵一枚、リトグラフ一枚)を残している。そのうちの一つ(1867-68年頃)はマネの死後にバラバラにされて売り飛ばされたのちエドガー・ドガにより大部分が復元され、現在ロンドンナショナル・ギャラリーに所蔵されている[1]。構図、服装などは完成版に近いが、処刑場が海岸となっている。もう一つの未完の試作(1868年)はボストン美術館に所蔵されており、銃を持つ兵士の軍服が本来のメキシコ軍のものになっている。

脚注[編集]

  1. ^ The Execution of Maximilian、ナショナル・ギャラリー