ウェンブリー・セントラル駅

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ウェンブリー・セントラル駅
Wembley Central Station
Wembley Central stn building Oct 09.JPG
2009年10月のウェンブリー・セントラル駅の入口。現在の建物とは異なる。
ウェンブリー・セントラル駅の位置
ウェンブリー・セントラル駅
グレーター・ロンドン内におけるウェンブリー・セントラル駅の位置
位置
所在地

ウェンブリー

北緯51度33分9秒 西経0度17分48秒 / 北緯51.55250度 西経0.29667度 / 51.55250; -0.29667
行政区 ブレント
駅情報
運営 ロンドン地下鉄[1]
所有者 ネットワーク・レール
駅構造 地上駅
駅コード WMB
ホーム数 6(うち供用中は4)
利用可能 バリアフリー・アクセス [2]
ゾーン 4
NR 年間乗降員数
2006/7年度 減少 0.751百万人[3]
2007/8年度 増加 1.007百万人[3]
2008/9年度 増加 1.125百万人[3]
地下鉄年間乗降員数
2007年 増加 3.168百万人[4]
2008年 増加 3.500百万人[4]
2009年 増加 4.228百万人[4]
歴史
1842年 (1842) 開業(サドベリー (Sudbury) 駅として)
1882年5月1日 サドベリー・アンド・ウェンブリー (Sudbury & Wembley) 駅と改称
1910年11月1日 ウェンブリー・フォア・サドベリー (Wembley for Sudbury) 駅と改称
1917年4月16日 ベイカールー線乗り入れ
1948年 ショッピング・アーケード内に地上の駅舎が完成
1948年7月5日 ウェンブリー・セントラル駅と改称
1982年9月24日 ベイカールー線乗り入れ中止
1984年6月4日 ベイカールー線乗り入れ再開
2008年6月 再開発のため駅舎を撤去
その他
外部リンク 時刻表駅の構造
駅の施設バス路線・停留所

座標: 北緯51度33分09秒 西経0度17分48秒 / 北緯51.552633度 西経0.29663度 / 51.552633; -0.29663

ウェンブリー・セントラル駅(ウェンブリー・セントラルえき、Wembley Central Station)は、ロンドン地下鉄ベイカールー線ロンドン・オーバーグラウンド (London Overground, LO)、サザン (Southern)、そしてごく少数のロンドン・ミッドランド (London Midland) の列車が乗り入れているネットワーク・レールの駅。ロンドン北西部ウェンブリーのハイ・ロード (High Road) に位置している。オーバーグラウンド(地上鉄、毎時3本運行されている)とベイカールー線の列車は、駅の西側のワットフォード線 (Watford DC Line) のプラットフォーム(1・2番線)を使用している。毎時1本運行されているミルトン・キーンズ・セントラル駅 (Milton Keynes Central railway station)/ワットフォード・ジャンクション駅イースト・クロイドン駅 (East Croydon station) を結ぶサザンの列車と、1日4本のロンドン・ミッドランドの列車は、通常は東側の緩行線プラットフォーム(5・6番線)を使用する。ウェンブリー・スタジアムで大規模なイベントが行われる際には、ロンドン・ミッドランドが臨時便を増発している。

歴史[編集]

運行[編集]

ウェンブリー・スタジアムオリンピック・ウェイ (Olympic Way)、ウェンブリー・セントラル駅(図の左下)、ウェンブリー・パーク駅 (Wembley Park tube station) 、ロンドン北部環状道路(A406 North Circular Road、図の右下)の位置関係を示す地図。

ウェンブリー・セントラル駅は、(近年まで1940年代のショッピング・アーケードを挟んで)駅舎前の道であるハイ・ロードが駅付近で高い位置に上がっているため、また、プラットフォームが駅前広場となっている人工地盤の下に塞がれているため、あたかも地下鉄駅であるように見えるが、実際には周辺の土地の高さよりも高い位置にあり、1960年代におけるウェスト・コースト本線の電化の時期に現在の姿に改築されている。この駅は、ユーストン駅からみて最初の、3本のプラットフォーム(島式3面)が並列された駅であり、本線のプラットフォームである3番から6番線を列車が高速で通過すると風洞のような効果で、(プラットフォーム上の)乗客に危険な風が起こる。

このため、サザンが運行する列車とウェンブリー・スタジアムでイベントが開催される際の臨時列車が使用する、本線のプラットフォームは、ほとんどの時間帯に閉鎖されており、プラットフォームの入口は停車する列車が接近したときにだけ開かれるようになっており、ふだんサザンの列車は緩行線用の5番と6番のプラットフォームを使用している。サザンの列車でこの駅に到着すると、いったんプラットフォームの端に誘導された後、スタッフの指示に従って駅から出ることになる。このプラットフォームへの扉が開くのは、列車の到着予定時刻の10分前からである。

2006年には、安全に配慮した設備の近代化が行なわれた[5]

ウェンブリー・スタジアムで、大きなスポーツ・イベントや、政治集会、コンサートなどがある際には、通常は通過している列車が、この駅に臨時停車することがあり、5番、6番のプラットフォームを使うことがよくある。しかし、ヴァージン・トレインズの列車はこの駅に停車させるには長過ぎる編成をとっており、客の乗降に時間がかかってしまう。このため、ヴァージンの場合はワットフォード・ジャンクション駅ミルトン・キーンズ・セントラル駅 (Milton Keynes Central railway station) に臨時停車して、乗客がロンドン・ミッドランドが運行する列車へ乗り換えられるようにしている。

ロンドン・ミッドランドの列車は、5番と6番のプラットフォームを使用しているが、編成はプラットフォームに対して長過ぎることが多い。この駅で乗降する場合、8両以上の編成の列車では、先頭から4両目までの車両で乗り降りしなければならない。試合がある日には鉄道警察の警察官がこの駅や、ワットフォード・ジャンクション駅ユーストン駅の間を運行する列車内に配置される。しかし、通常の日には、ロンドン・ミッドランドの列車の停車は2回ほどしかない。

改修工事[編集]

2006年には、駅のロンドン側の端(南端)に、C Spencer Ltd によって乗客用の跨線橋が設けられ、ウェンブリー・スタジアムでイベントがある日に臨時通路として使用されるようになった。通常のアクセスは駅の「カントリー」側の端(北端)にある。つまり、この跨線橋は通常は閉鎖されていて、スタジアムが使用される日にだけ使用されるものである[6]

また、最近、1番線と2番線のプラットフォームの床が改修され、彫刻が施されたスチールのクラッディングパネルが設置された。駅職員が使用する施設も新しくなり、公衆トイレも設置された。

2011年から2012年にかけて、オリンピックに向けた準備として、駅舎の入口から1番線と2番線のプラットフォームまで、2基のエレベーターと1基の車いす用階段昇降機が新設され、初めて段差のない移動ルートが確保された。トイレもアクセシブルなものに改修された。また、プラットフォーム2本の延長も行なわれた。改修計画には全体で250万ポンドが投じられた[7]

再開発[編集]

2008年6月、この駅周辺を管轄する地元自治体であるブレント・ロンドン特別区は、ウェンブリー・セントラル・スクエア (Wembley Central Square) 計画の一環として、再開発のために駅舎を解体することを計画し、建設会社 St. Modwen によって、新たな集合住宅、商店、オープン・スペースが設けられることになった。

バス[編集]

ロンドンバスの路線では、18798392182204223224297H17、深夜運行のN18が、駅前を通っている。

ギャラリー[編集]

隣の駅[編集]

ロンドン交通局
ロンドン地下鉄
ベーカールー線
ストーンブリッジ・パーク駅 - ウェンブリー・セントラル駅 - ノース・ウェンブリー駅
ロンドン・オーバーグラウンド
ワットフォードDC線
ストーンブリッジ・パーク駅 - ウェンブリー・セントラル駅 - ノース・ウェンブリー駅
ナショナル・レール
サザン (Southern)
シェパーズ・ブッシュ駅 - ウェンブリー・セントラル駅 - ハーロウ&ウィルドストーン駅

出典・脚注[編集]

  1. ^ Step free Tube Guide, ロンドン交通局, (2009年12月), http://www.tfl.gov.uk/assets/downloads/step-free-tube-guide-map.pdf 2010年2月8日閲覧。 
  2. ^ a b c Annual passenger usage based on sales of tickets in stated financial year(s) which end or originate at ウェンブリー・セントラル駅 from Office of Rail Regulation statistics
  3. ^ a b c Transport for London - London Underground performance update
  4. ^ wembleyway newsletter”. London Borough of Brent. p. 3 (2005年11月). 2011年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月5日閲覧。
  5. ^ Wembley Central Station Plan”. Network Rail. 2013年2月5日閲覧。
  6. ^ Wembley Central station to be step-free in time for the Olympics” (2011年9月1日). 2013年2月5日閲覧。

外部リンク[編集]