インターンシップ (映画)
インターンシップ | |
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The Internship | |
監督 | ショーン・レヴィ |
脚本 |
ヴィンス・ヴォーン ジャレッド・スターン |
原案 | ヴィンス・ヴォーン |
製作 |
ヴィンス・ヴォーン ショーン・レヴィ |
出演者 |
ヴィンス・ヴォーン オーウェン・ウィルソン |
音楽 | クリストフ・ベック |
撮影 | ジョナサン・ブラウン |
編集 | ディーン・ジンマーマン |
製作会社 |
リージェンシー・エンタープライズ ワイルド・ウェスト・ピクチャー・ショー・プロダクションズ 21ラップス・エンターテインメント |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
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上映時間 | 120分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $58,000,000[1] |
興行収入 |
$93,492,844[1]![]() $44,672,764[1] ![]() ![]() |
『インターンシップ』(原題:The Internship)は、2013年にアメリカ合衆国で製作されたコメディ映画。実話ではなくフィクション。ショーン・レヴィが監督を務め、ヴィンス・ヴォーンが製作・脚本・主演を務めた。共演はオーウェン・ウィルソンが行い、『ウェディング・クラッシャーズ』以来の共演となった[2]。
日本では劇場公開されず、ビデオスルーとなった。
あらすじ[編集]
ビリーとニックは、時計販売会社のやり手中年セールスマンコンビ。だが、ある日突然、二人は上司から会社が倒産したことを告げられる。その原因はスマートフォンが普及したことで、わざわざ時計を買う人が少なくなったためだった。デジタル時代に取り残され、突然職を失った二人は途方に暮れるが、ある日ビリーが驚くべき提案をニックに持ちかけてくる。
それは、デジタル時代の代名詞である巨大企業「Google」が募集しているインターンシップに自分たちも参加しようというものだった。専門的な知識がない自分たちでは、まず無理だと反対するニックだったが、ビリーの熱い説得に渋々了承し、二人はインターンシップへの参加を決意する。
しかし、一流企業「Google」のインターンシップに参加する学生たちは、ほとんどが天才や秀才ばかりで、時代遅れの中年コンビじゃ到底敵うわけがなかった。だが、ビリーとニックは同じ落ちこぼれのインターンたちと協力し合い、独自のアイデアを用いて勝負をかけるのだった。
キャスト[編集]
※括弧内は日本語吹替
- ビリー・マクマホン - ヴィンス・ヴォーン(山野井仁)
- ニック・キャンベル - オーウェン・ウィルソン(森川智之)
- ダナ・シムズ - ローズ・バーン(東條加那子)
- ミスター・ロジャー・チェティ - アーシフ・マンドヴィ(多田野曜平)
- グレアム・ホートリー - マックス・ミンゲラ(阪口周平)
- ライル・スポルディング - ジョシュ・ブレナー(三宅貴大)
- スチュアート・トゥオンブリー - ディラン・オブライエン
- ネーハ・パテル - ティヤ・シルカー(白石涼子)
- ヨーヨー・サントス - トビット・ラファエル(河本啓佑)
- アンドリュー・アンダーソン(ヘッドフォン) - ジョシュ・ギャッド(丸山壮史)
- マリエレナ・グティエレス - ジェシカ・ゾア(中村千絵)
- ケヴィン - ウィル・フェレル(クレジットなし)(斉藤次郎)
- サミー・ボスコ - ジョン・グッドマン(クレジットなし)(楠見尚己)
- 本人役 - セルゲイ・ブリン(カメオ出演)
評価[編集]
興行収入においては、制作費5,800万ドルに対し、全世界で9,300万ドル以上稼ぎ出す成果を上げた[1]。
批評家の反応は割れており、批評サイトのMetacriticでは36件のレビューに基づき、加重平均値は42/100となっている[3]。 またRotten Tomatoesでは、162件のレビューに基づき35%と支持率は低く、批評家の総評では「ヴィンス・ヴォーンとオーウェン・ウィルソンのカリスマ性に大きく依存している定型的な脚本と、詰めこまれた展開で抑えている」と酷評している[4]。
しかし、著名な批評サイトのロジャー・イーバートでシーラ・オマレーは、4つ星満点中3つ星の高評価を付けており、ヴィンス・ヴォーンとオーウェン・ウィルソンのコメディを「面白い化学反応」とし、『ウェディング・クラッシャーズ』以来9年ぶりの共演を歓迎している[2]。
参考文献[編集]
- ^ a b c d “The Internship” (英語). Box Office Mojo. 2015年1月20日閲覧。
- ^ a b The Internship Movie Review & Film Summary (2013) - ロジャー・イーバート(2017年7月3日閲覧)
- ^ “The Internship(2013)”. Metacritic 2017年7月3日閲覧。
- ^ “The Internship(2013)”. Rotten Tomatoes 2017年7月3日閲覧。
外部リンク[編集]
- インターンシップ - allcinema
- インターンシップ - KINENOTE
- The Internship - オールムービー(英語)
- The Internship - IMDb(英語)
- The Internship - Rotten Tomatoes(英語)