アンドレア・ジャーニ

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アンドレア・ジャーニ
Andrea Giani
基本情報
国籍 イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1970-04-22) 1970年4月22日(54歳)
出身地 ナポリ
ラテン文字 Andrea Giani
身長 196cm
体重 97kg
選手情報
所属 フランスの旗 バレーボールフランス男子代表
役職 監督
ポジション OH,MB
利き手
スパイク 355cm
ブロック 322cm
獲得メダル
イタリアの旗 イタリア
オリンピック
1996 男子バレーボール
2000 男子バレーボール
2004 男子バレーボール
世界選手権
1990 男子バレーボール
1994 男子バレーボール
1998 男子バレーボール
ワールドカップ
1995 男子バレーボール
1999 男子バレーボール
2003 男子バレーボール
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アンドレア・ジャーニ(Andrea Giani、1970年4月22日 - )は、イタリアの男子バレーボール選手、指導者。ナポリ出身。ポジションはアウトサイドヒッターミドルブロッカー。元イタリア代表

来歴[編集]

父のダリオ・ジャーニ1964年東京オリンピックに出場した元ボート競技選手[1]。中学校在学時に見出されてサバウディアのジュニアチームからバレーボールを始め[1]、14歳でセリエA2・サバウディアへ入団。1985年、15歳でセリエA1パルマへ入団した。在籍した10年間にリーグ優勝を3度飾り、当時イタリア代表でチームメイトだったアンドレア・ゾルジと共にパルマの中心選手として活躍した。1996年に移籍したモデナでも2度のリーグ優勝を飾った。

1988年5月6日ルッカで行われたイタリア-フィンランド戦(3-0)で代表デビューを飾り[2]2005年に代表を退くまでイタリア代表の歴代1位となる通算474試合に出場[1][2]1988年ソウルオリンピック(9位)、1992年バルセロナオリンピック(5位)、1996年アトランタオリンピック(銀メダル)、2000年シドニーオリンピック(銅メダル)、2004年アテネオリンピック(銀メダル)のイタリア男子史上最高の5大会連続オリンピック出場を果たしたほか[2]世界選手権3連覇、ワールドリーグ7度優勝、欧州選手権4度優勝に貢献した。1995年ワールドカップ1994年ワールドリーグで最優秀選手賞、1998年ワールドリーグでベストブロッカー賞を受賞した。

2008年10月23日、フリオ・ベラスコ、アンドレア・ガルディーニに続き、イタリアで3人目となるバレーボール殿堂入りを果たす[1][3]。オポジット、レフト、ミドルブロッカーと幅広いポジションをこなし[1]1990年代に最も活躍したバレーボール選手の一人であり、「イタリアバレーボール界の英雄」と呼ばれた。

なお、イタリア政府からは2000年7月にイタリア共和国功労勲章カヴァリエーレ[4]、2004年9月に同功労勲章ウッフィチャーレを受章している[5]

現役引退後は指導者の道を歩み、2007年にモデナの監督に就任。2008-09年のシーズン途中で監督を降板した。2009年にセリエA2・Mローマの監督に就任し、2010年コッパ・イタリアA2で優勝、A2プレーオフ・ファイナルで優勝し、Mローマを2年ぶりのA1復帰へと導いた[6]

2015年3月、スロベニア代表監督に就任[7]

2022年3月、フランス代表監督に就任[8]

球歴[編集]

ナショナルチーム代表歴[1][2]
- 1996年、2004年(準優勝)、1993年、2003年(3位)
  • 欧州選手権 - 1993年、1995年、1999年、2003年(優勝)、1991年(準優勝)、1997年(3位)
クラブチーム優勝歴
  • セリエA1 - 1990年、1992年、1993年、1997年、2002年
  • コッパ・イタリア - 1987年、1990年、1992年、1997年、1998年
  • イタリア・スーパーカップ - 1997年
  • CEVカップ - 1992年、1995年
  • 欧州チャンピオンズリーグ - 1997年、1998年
  • 欧州スーパーカップ - 1989年、1990年
  • トップチームズカップ - 1988年、1989年、1990年

所属クラブ[編集]

指導歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f Andrea Giani è nella 'Hall of fame' L'allenatore della Trenkwalder tra i grandi”. Il Resto Del Carlino (2008年10月24日). 2014年11月3日閲覧。
  2. ^ a b c d TIM All Star Volley 2005/2006”. Legavolley (2005年). 2014年11月3日閲覧。
  3. ^ Giani: "La Hall of Fame un'emozione come i Giochi"”. La Gazzetta dello Sport.it (2008年10月23日). 2014年11月3日閲覧。
  4. ^ Cavaliere Ordine al Merito della Repubblica Italiana”. 2014年11月3日閲覧。
  5. ^ Ufficiale Ordine al Merito della Repubblica Italiana”. 2014年11月3日閲覧。
  6. ^ M.Roma promossa in A1”. Legavolley (2010年5月12日). 2014年11月3日閲覧。
  7. ^ Giani named head coach of Slovenian men’s team”. CEV (2015年3月16日). 2015年4月1日閲覧。
  8. ^ フランス男子バレーボール、新監督はイタリア黄金期の名選手だったアンドレア・ジャーニ氏”. バレーボールマガジン. 2024年2月2日閲覧。

外部リンク[編集]