アジポニトリル

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アジポニトリル
アジポニトリルの構造
IUPAC名アジポニトリル(許容慣用名)
ヘキサンジニトリル
1,4-ジシアノブタン
分子式C6H8N2
示性式NC(CH2)4CN
分子量108.14
CAS登録番号111-69-3
形状無色液体(常温)
密度0.97 g/cm3, 液体
融点1 °C
沸点295 °C
SMILESN#CCCCCC#N

アジポニトリル (adiponitrile) は有機化合物の一種で、ジニトリルである。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する[1]。毒物及び劇物取締法に定める劇物に該当する[2]

アジポアミド五酸化バナジウムなどを触媒として脱水することで得られる。

アジポニトリルにニッケルなどを触媒として水素を付加することでヘキサメチレンジアミンが得られる。

アジポニトリルの加水分解により、アジピン酸が得られる[3]

6,6-ナイロンの合成中間体として重要な化合物である。

出典[編集]

  1. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)
  2. ^ 毒物及び劇物指定令 昭和40年1月4日 政令第2号 第2条 32
  3. ^ Whyman, Robin 『有機金属と触媒 -工業プロセスへの展開』 碇屋隆雄・山田徹訳、化学同人、2003年ISBN 978-4759809480