アエル (貸金業者)

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アエル株式会社
AEL Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
105-0003
東京都港区西新橋1-5-10
北緯35度40分9秒
東経139度45分13.5秒
座標: 北緯35度40分9秒 東経139度45分13.5秒
設立 1969年6月
業種 その他金融業
法人番号 7010401096101
事業内容 消費者金融業
代表者 代表取締役会長兼社長 ウィルフレッド ワイ ホリエ
資本金 50億円
従業員数 76人
主要株主 ローン・スター・グループ
特記事項:関東財務局長(8)第00358号
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アエル株式会社(英称A E L Corporation)は、消費者金融を営んでいた外資系の会社。すでに貸金業を廃業している。

概説[編集]

1969年山一物産株式会社(やまいちぶっさん)として創業。1983年日立信販株式会社(ひたちしんぱん)と商号を変更し、店舗網を全国展開した。

しかし山一證券日立グループの双方とも全く無関係なフリーライド著名表示冒用行為)であったため、日立クレジットから不正競争防止法違反で提訴されたが、推定無罪論を振りかざし最高裁判決確定まで『ローンズ日立』の屋号を平然と用い続けた。

1999年に当時のメインバンクだった東京相和銀行、主要借入先の東邦生命が相次いで経営破綻したため、資金繰りが逼迫。判決確定に伴い2001年に社名変更を余儀なくされたが、宮城県仙台市にある大型複合施設ビル『AER(アエル)』とまたもや競合し、この事業主体からも不正競争防止法違反で提訴された。

現社名への変更に際し、上層部ではAERの存在に気づいていながらも、スペルが違う (AEL) ため大丈夫と判断したが、敗訴した結果、アエルの看板には「旧社名 日立信販」との但し書きを入れるようになった。

2003年9月30日、グループ会社のナイス(消費者金融)、サリ(酒類ディスカウントストア)と共に会社更生法の適用を申請。同年10月に米国の投資ファンドローンスターグループ(東京スター銀行親会社として知られる)が会社再建のスポンサーとして名乗りを上げ、同年11月からローンスターグループ傘下となる。その後、2004年7月12日にナイスを吸収合併して、2005年にはアエル・ナイスの両ブランドをアエルに一本化し、「AEL2010」と称して5ヵ年計画をスタートさせ、全国の店舗数を500店舗にまで増やすことを目指した新たな拡大路線を推進し、2007年8月に更生手続を終結した。自動契約機は「ひタッチくん」の愛称があり、現社名に変更後も使われていたが、ローンスターグループ傘下で廃止された。

2006年7月27日関東財務局から、貸金業規制法違反により約250ヶ所ある支店や事務所に対し、同年8月21日から3~26日間の全店業務停止命令を受けている。

2006年12月に成立した改正貸金業法の施行により、融資希望者に対する貸し付け基準の厳格化や、顧客から過払金返還請求訴訟が続き、資金繰りが悪化したことで事業継続が困難となり、2008年3月24日東京地裁民事再生法の適用を申請し、2008年8月29日をもって全有人店舗が閉鎖された。

その後2009年4月に民事再生計画の認可決定がなされたものの、その内容は返済率はわずか5%と、債権者にとても厳しい内容であった。債権の一部はJ.P.モルガン信託銀行など第三者に譲渡された後、更に債権回収代行業の間を転々としており、権利関係が複雑化・不可視化している。

当該民事再生手続によって、過払い金返還債権の金額が減額される可能性が高く、各方面への影響が懸念されている。また、債権届出期限までに債権者(過払い請求をする人は過払い金返還債権者)は再生債権届出書を提出する必要がある。通常、期限までに届出をしないと債権は消滅する。

2011年末現在事務所は新橋に移転をしており,過払い金の返還受付のみを行っているようである。 また2012年秋には中間配当を行った。

CM出演者[編集]

  • 河合奈保子(日立信販時代)
  • モト冬樹(日立信販時代から出演。アエルに名称変更後も引き続き出演)

関連項目[編集]