むつ湾フェリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
むつ湾フェリー株式会社
Mutsuwan Ferry
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
030-1302
青森県東津軽郡外ヶ浜町字蟹田中師宮本160番地
設立 1967年11月2日(下北汽船(株)として)
業種 海運業
法人番号 3420001001092
事業内容 蟹田・脇野沢間(カーフェリーかもしか)の航路運航
代表者 代表取締役社長 山口健六
資本金 357,786千円(2008年6月1日時点)
売上高 103,886千円(平成19年度)
営業利益 -54,370千円(平成19年度)
純利益 27,121千円(平成19年度)
純資産 4,939千円(平成19年度)
総資産 373,360千円(平成19年度)
従業員数 10名
主要株主 青森県 39.1%
弘南バス 25.4%
外ヶ浜町 11.9%
むつ市 8.2%
リベラホールディングス(株) 1.7%
青森市 1.1%
十和田湖観光汽船(株) 0.8%
外部リンク http://www.mutsuwan-ferry.jp/
テンプレートを表示

むつ湾フェリー株式会社(むつわんフェリー)は、青森県海運会社下北半島津軽半島を結ぶフェリー航路を運航している。

概要[編集]

青森県外ヶ浜町脇野沢村(現むつ市)が主体として出資・設立された第3セクターの会社である。平成19年6月1日時点では弘南バスが筆頭株主であったが、その後青森県が66,191千円の出資を行い、筆頭株主となった(平成20年6月1日時点)[1][2]

下北半島津軽半島を結ぶフェリー航路を有する。青森市からむつ市脇野沢・川内に向かう場合、当航路を利用するほうが、野辺地町経由より便利である。

近年は利用者の減少による赤字に悩まされており、離島航路青森~佐井航路は廃止が検討されていたが、2006年1月より離島航路は新会社シィラインで運航し、同社はフェリー航路の営業に専念することになった。

沿革[編集]

  • 1967年11月 - 関係市町村から休航中の青森~大湊航路(青森~脇野沢~川内~大湊)、青森~大間航路(青森~牛滝~福浦~佐井~大間・離島航路指定)再開の要望があり自治体と個人の出資により「下北汽船株式会社」設立。青森商船株式会社から休航中の航路・船舶の譲渡を受ける(のち青森~大湊航路を廃止し、青森~脇野沢~佐井離島航路に一本化)。
  • 1979年4月1日 - 関係市町村・民間からの出資により「むつ湾フェリー株式会社」設立、蟹田~脇野沢航路を開設。
  • 1987年10月 - 「下北汽船株式会社」と「むつ湾フェリー株式会社(旧)」合併。
  • 2005年10月24日 - 本社を青森市から外ヶ浜町(蟹田)へ移転。
  • 2006年

航路[編集]

航海時間約60分。通常2往復、繁忙期3往復を運航する。11月上旬から4月下旬まで冬季運休となる。
航路上ではカマイルカが泳ぐ姿がしばしば見られる。青森大学薬学部教授の清川繁人は、2007年にこの航路で見たイルカの姿に感銘を受けて研究を開始[3]、2016年にはウェブサイト「青森・陸奥湾イルカ情報」を開設し、イルカの目撃情報を発信している。サイトにはむつ湾フェリーの乗組員も情報提供を行っている[4]

船舶[編集]

  • かもしか
1998年4月就航、新潟鉄工所建造、611総トン、13.75ノット、旅客定員240名、大型バス4台または乗用車20台

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 平成19年度青森県公社等点検評価委員会点検評価結果等報告書むつ湾フェリー株式会社(PDF:20KB)
  2. ^ 平成20年度公社等経営評価シート(pdf)
  3. ^ 山本光「出合える確率高いツアー実現へ イルカの行動 陸奥湾で調査 青大・清川教授 位置・気象から出現予測」『東奥日報』2015年6月30日付夕刊3面。
  4. ^ 「陸奥湾イルカ情報 発信 青森大教授 サイト開設 フェリー2社協力 観光や教育 活用期待」『読売新聞』2016年(平成28年)5月17日付東京本社朝刊29面(青森)。

外部リンク[編集]