ふさおとめ

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ふさおとめは、イネの品種の一つ。

概要[編集]

千葉県農業試験場で開発され、1995年に品種名「千葉6号」として認定される[1]

1990年に父:ハナエチゼン、母:ひとめぼれからバイオテクノロジー葯培養法を活用して初交配[1]1998年初出荷[2]

一般公募により房総半島の『ふさ』に乙女を組み合わせて命名された。

冷害に強く、いわゆる早場米であるとともに、食味評価Aを得るなど、隠れた名産米である。2016年現在、外食・中食向けの業務用米として多用されている[3]大阪堂島商品取引所のうち、業務用米が取引される「東京コメ」市場にて2015年から指標銘柄のひとつとなっている[4][5]

2013年に誕生した茨城県産の「一番星」は、ふさおとめを母に愛知101号を交配した品種である。[6]

ふさおとめちゃん[編集]

ふさおとめのキャラクター「ふさおとめちゃん」は、赤いリボンをつけ、菜の花(千葉県の県花)の帯、赤い和服を着たおとめの姿をしている[7]。その萌え要素を含んだ姿や「初交配」という言葉から、一部にファンがおり、関連するウェブサイトや、フィギュアを作る者も現れた。

ただ、ふさおとめの出荷範囲の関係から千葉県のローカルキャラクターに近い扱いを受けている。

原作者はイラストレーターのkeina。

脚注[編集]

  1. ^ a b 8.水稲新品種「ふさおとめ」の育成」 農林水産技術情報協会、2010年10月8日閲覧。
  2. ^ 稲作だより 2009 11月号」 JA全農ちば 米穀部。
  3. ^ “業務用コメ、16年産も高く、家庭用より需要、品薄観測”. 日経MJ. (2016年8月29日) 
  4. ^ “16年産業務用米4割高、コメ先物、品薄観測強く”. 日本経済新聞. (2016年4月21日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO99942330R20C16A4QM8000/ 2016年9月15日閲覧。 
  5. ^ “コメ先物、指標銘柄を変更 大阪堂島15年産から”. 日本経済新聞. (2015年3月27日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASDJ27H3C_X20C15A3QM8000/ 2016年9月15日閲覧。 
  6. ^ 水稲新品種「一番星」の育成”. 茨城県農業総合センター生物工学研究所 (2015年). 2016年8月7日閲覧。
  7. ^ ちばのお米」 千葉県庁、2010年9月13日。

外部リンク[編集]