すべて彼女のために

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
すべて彼女のために
Pour elle
監督 フレッド・カヴァイエ
脚本 フレッド・カヴァイエ
ギョーム・ルマン
製作 オリヴィエ・デルボス
エリック・ジュエルマン
マルク・ミソニエ
製作総指揮 クリスティーヌ・ドゥ・ジェケル
音楽 クラウス・バデルト
撮影 アラン・デュプランティエ
編集 バンジャマン・ヴェイユ
配給 日本の旗 ブロードメディア・スタジオ
公開 フランスの旗 2008年12月3日
日本の旗 2010年2月27日
上映時間 96分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
テンプレートを表示

すべて彼女のために』(Pour elle, : Anything for Her)は、2008年フランス映画。DVD化された際の邦題は『ラスト3デイズ 〜すべて彼女のために〜』。

ストーリー[編集]

パリで平凡な国語教師のジュリアンは出版社に勤める妻のリザ、一人息子・オスカルとともに幸せな生活を送っていた。ある朝、突然警察が家に押し入り、リザを上司殺人容疑逮捕投獄してしまう。

3年の時が経ち、リザに禁固20年の刑が宣告される。リザは無実の罪を必死に主張するが、状況証拠などから、ジュリアン以外の誰もが彼女の罪を確信していた。絶望だけが残されたリザは次第に衰弱し、精神も不安定になっていく。ジュリアンは妻を支え、絶対にあきらめない。

3人の生活を取り戻すため、リザに生きる希望を与えるため、ジュリアンは大きな決断をする。それは、正義、道徳、地位、信頼、そして未来、人生のすべてを投げ打ち、リザを脱走させるという計画だった。

キャスト[編集]

受賞・ノミネート[編集]

第34回セザール賞
ノミネート:新人監督作品賞 - フレッド・カヴァイエ

リメイク[編集]

2010年ポール・ハギス監督、ラッセル・クロウエリザベス・バンクス主演のリメイク『スリーデイズ』が公開された。

外部リンク[編集]