東郷町巡回バス
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(じゅんかい君から転送)
東郷町巡回バス(とうごうちょうじゅんかいバス)は、愛知県愛知郡東郷町で運行されているコミュニティバス。
概要
[編集]現在3路線が運行されている。運行はセントラルサービスに委託していたが2012年の改定と共に豊栄交通に変更された後瀬戸自動車運輸に委託。愛称は「じゅんかい君」。
ららぽーと愛知東郷を全路線共通の発着所[1]とし、東西南北4方向に路線が走る。日進市のコミュニティバス「くるりんばす」と接続している。
車両のナンバープレートは緑ナンバー(事業用)ではなく白ナンバー(自家用)であったが、2017年10月1日から運行形態が変更(道路運送法79条から4条へ移行)されたことから緑ナンバーとなっている[2]。
歴史
[編集]2000年4月3日、名古屋東部6市町の中で日進市、長久手町(現在の長久手市)、豊明市に次いで4番目となるコミュニティバスの運行を開始した。中型バス2台(現在は、日野・ポンチョ4台)を使い、町内どこからでも300m以内でたどり着けるようにバス停を配置した[3]。2004年2月25日、既存の4路線に逆回りコースを追加し、最終便を17時台から18時台に延長した。2006年10月、長久手町から豊明市までの愛知県道57号瀬戸大府東海線を南北に走る基幹バスを実現できないか検討していることを市長が表明した[4]。2009年12月24日、同年度末で名鉄バス押草団地線が廃止され、代替手段として東郷町巡回バスを走らせることが決定した[5]。
2021年4月1日より、全路線がららぽーと愛知東郷に乗り入れ、ららぽーと愛知東郷から藤田医科大学病院への直通路線「東郷・藤田医大バス」(名鉄バスの車両で運行)も開設された[6][7][8][9]。
沿革
[編集]- 2000年4月3日 - 運行開始。
- 2004年2月25日 - 逆回りコースを追加。
- 2008年4月 - コース変更。
- 2010年4月 - 一部コースで土日祝日増便。
- 2012年7月 - ルート・ダイヤ改定、運行会社が豊栄交通に変更。
- 2017年10月1日 - 運行形態が変更され、白ナンバー(道路運送法79条)から緑ナンバー(道路運送法4条)での運行に変更[2]。
※ 現在運行会社が瀬戸自動車運輸に委託。
運賃
[編集]- 1コース(1乗車):100円(「東郷・藤田医大バス」は1乗車:300円、後払い)。
- 中学生以下・65歳以上・障害者手帳を所持している者と付き添い1名は無料(「東郷・藤田医大バス」では左記に該当するケースは1乗車:150円)。
- manacaなどのICカードは利用できない(「東郷・藤田医大バス」ではmanacaなどのICカードを利用可能)。
路線一覧
[編集]- 南西コース
- 主な停留所は、ららぽーと愛知東郷、祐福寺、春木小学校西、春木交番前、東郷町総合体育館、イーストプラザいこまい館、 三ツ池、部田山コミュニティセンター前、白土、涼松、音貝小学校東。
- 白土とラドニー東郷西及び中屋敷で名鉄バスと乗継可能。
- 北コース
- 主な停留所は、ららぽーと愛知東郷、和合ヶ丘中央、日進駅、御岳コミュニティセンター前、高嶺小学校東、南蚊谷、イーストプラザいこまい館、東郷町役場前。
- 米野木駅と日進駅で名鉄豊田線および日進市コミュニティバス「くるりんばす」と乗り継ぎ可能。
脚注
[編集]- ^ 2021年3月31日までは、町役場や町民会館にほど近い「イーストプラザいこまい館」を中心に運行されていた。
- ^ a b “東郷町巡回バス4条運行移行について”. 愛知県東郷町. 2019年4月21日閲覧。
- ^ 中日新聞、2000年4月4日付朝刊、なごや東版
- ^ 中日新聞、2006年10月6日付朝刊、なごや東版
- ^ 中日新聞、2009年12月24日付朝刊、なごや東版
- ^ “東郷町/(令和3年4月1日から)じゅんかい君の再編及び藤田医科大学病院行きのバスの新設について”. 東郷町 (2021年3月24日). 2021年3月27日閲覧。
- ^ “広報とうごう2021年3月号 表紙(p.1) - 4月から「じゅんかい君と「東郷・藤田医大バス」が乗入れるバスターミナル” (PDF). 東郷町 (2021年2月24日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ “広報とうごう2021年3月号(p.2-3) - じゅんかい君のルートが変わります” (PDF). 東郷町 (2021年2月24日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ “【路線バス】<4月1日(木)~>東郷町新路線「東郷・藤田医大バス」について”. 名鉄バス (2021年3月19日). 2021年4月3日閲覧。