コンテンツにスキップ

「リチャード・シャーマン (アメリカンフットボール)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
52行目: 52行目:
|si= 24941
|si= 24941
|受賞歴・記録=<nowiki></nowiki>
|受賞歴・記録=<nowiki></nowiki>
* [[プロボウル]]選出1回:(2013年)
|NFL殿堂=
|NFL殿堂=
|カレッジフットボール殿堂=
|カレッジフットボール殿堂=
71行目: 72行目:
プレーオフで対戦する[[ワシントン・レッドスキンズ]]からは、シャーマンが出場停止処分を逃れたことについて「彼は詐欺師だ。」といったコメントも見られた<ref>{{cite web|url=http://www.nfl.com/news/story/0ap1000000122132/article/redskins-player-on-richard-sherman-hes-a-cheater |title=Redskins player on Richard Sherman: 'He's a cheater' |publisher=nfl.com |author=Dan Hanzus |date=2013-01-04 |accessdate=2013-01-12 }}</ref>。
プレーオフで対戦する[[ワシントン・レッドスキンズ]]からは、シャーマンが出場停止処分を逃れたことについて「彼は詐欺師だ。」といったコメントも見られた<ref>{{cite web|url=http://www.nfl.com/news/story/0ap1000000122132/article/redskins-player-on-richard-sherman-hes-a-cheater |title=Redskins player on Richard Sherman: 'He's a cheater' |publisher=nfl.com |author=Dan Hanzus |date=2013-01-04 |accessdate=2013-01-12 }}</ref>。


[[2013年のNFL|2013年]]、第15週の[[ニューヨーク・ジャイアンツ]]戦では2インターセプトをあげた<ref>{{cite web|url=http://www.nfljapan.com/headlines/52511.html |title=シーホークスが完封勝利、5INT奪取で2敗キープ |publisher=NFL JAPAN |date=2013-12-16 |accessdate=2013-12-18 }}</ref>。
[[2013年のNFL|2013年]]、第15週の[[ニューヨーク・ジャイアンツ]]戦では2インターセプトをあげた<ref>{{cite web|url=http://www.nfljapan.com/headlines/52511.html |title=シーホークスが完封勝利、5INT奪取で2敗キープ |publisher=NFL JAPAN |date=2013-12-16 |accessdate=2013-12-18 }}</ref>。この年、[[プロボウル]]に選出された<ref>{{cite web|url=http://www.nfljapan.com/headlines/53029.html |title=プロボウル選出メンバー発表 -ディフェンス- |publisher=NFL JAPAN |date=2013-12-28 |accessdate=2013-12-30 }}</ref>。


== 人物 ==
== 人物 ==
93行目: 94行目:
[[Category:NFL選手]]
[[Category:NFL選手]]
[[Category:シアトル・シーホークスの選手]]
[[Category:シアトル・シーホークスの選手]]
[[Category:プロボウル選出選手]]
[[Category:アメリカンフットボールのコーナーバック]]
[[Category:アメリカンフットボールのコーナーバック]]
[[Category:アフリカ系アメリカ人のアメリカンフットボール選手]]
[[Category:アフリカ系アメリカ人のアメリカンフットボール選手]]

2013年12月30日 (月) 00:33時点における版

リチャード・シャーマン
Richard Sherman
シアトル・シーホークス #25
ポジション コーナーバック
生年月日 (1989-03-30) 1989年3月30日(35歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州コンプトン
身長: 6' 3" =約190.5cm
体重: 195 lb =約88.5kg
経歴
大学 スタンフォード大学
NFLドラフト 2011年 - 5巡目全体154位
初出場年 2011年
初出場チーム シアトル・シーホークス
所属歴

受賞歴・記録

NFL 通算成績
(2012年終了時点)
タックル 119回
インターセプト 12回
QBサック 1回
ファンブルフォース 4回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

リチャード・シャーマン(Richard Sherman 1989年3月30日- )はカリフォルニア州コンプトン出身のアメリカンフットボール選手。現在NFLシアトル・シーホークスに所属している。ポジションはコーナーバック

経歴

高校時代は、アメリカンフットボールと陸上競技を行った。3年次には28回のレシーブ(平均30ヤード)で14TDをあげた。陸上競技でもUSAトゥデイよりオールアメリカンに選ばれる活躍を見せ、三段跳で50フィート8インチを跳んで、カリフォルニア州のチャンピオンになった。また100mで10秒77、110mハードルで13秒99、走幅跳で23フィート8インチの自己ベストをマークした。

スタンフォード大学に進学した彼は、1年次には、ワイドレシーバーとして起用され、34回のレシーブで581ヤード獲得、3TDをあげて、フレッシュマンのオールアメリカンに選ばれた。その後2年間で47回のレシーブで759ヤード、4TDをあげた。2008年には4試合に出場したところで、ひざを負傷しシーズン絶望となった。怪我から復帰後、コーナーバックに転向し、2シーズンで112タックル、6インターセプトをあげた。2010年6月学位を取得したが、修士課程に進学し[1]、5年目となるこの年もプレー、チームは12勝1敗でシーズンを終えた[2]

2011年NFLドラフトでは5巡でシアトル・シーホークスに指名されて入団した。この年、マーカス・トルファントウォルター・サーモンドの負傷もあり、10試合に先発出場し、53タックル、21パスディフェンス、4インターセプトをあげて、プロフットボールウィークリーより、オールルーキーチームに選ばれた[3]

2012年第5週の勝利したニューイングランド・ペイトリオッツ戦では、相手QBのトム・ブレイディに試合中盛んに話しかけた。第8週のデトロイト・ライオンズ戦を前に、相手のエースレシーバー、カルビン・ジョンソンメガトロンの愛称を持つ)に対抗してTwitterで自らを「オプティマス・プライム」と称した[4]。この試合で彼はジョンソンをチームメートとともに、3回46ヤードとシーズン最少の記録に抑えた。この年8インターセプト、NFLトップの23パスディフェンスを記録し、最優秀守備選手賞に推す声もあったが、プロボウルには選ばれなかった[5]。第6週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦ではトム・ブレイディからインターセプトを奪ったが、試合中盛んにブレイディに対して口撃をしかけた[6]。第10週のニューヨーク・ジェッツ戦では自陣6ヤードまで攻め込まれたところから、マーク・サンチェスのパスをインターセプト、失点を防いだ[7]。またこの試合ではプロ初サックを記録、ファンブルを誘いターンオーバーにつなげる活躍を見せ、NFC週間MVP守備部門に選ばれた[8]

11月下旬、運動能力強化薬物(RED)規定違反の疑いで[9]ブランドン・ブラウナーとともに、シーズン終盤の4試合の出場停止処分を受けた[10]。これに対してブラウナーは、12月4日に異議申し立てを取り下げてレギュラーシーズン最後の4試合を欠場したが[11]、彼は異議申し立てを継続し、最終的に処分は取り消しとなった[12]。第14週のアリゾナ・カージナルス戦では2インターセプトをあげ、その内の1回はリターンTDにつなげている[13]。第16週のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ戦では、FGブロックされたボールをリカバーし90ヤードのリターンTD[14]、またインターセプトをあげた[15]。最終週のセントルイス・ラムズ戦でも1インターセプトをあげた[16]

プレーオフで対戦するワシントン・レッドスキンズからは、シャーマンが出場停止処分を逃れたことについて「彼は詐欺師だ。」といったコメントも見られた[17]

2013年、第15週のニューヨーク・ジャイアンツ戦では2インターセプトをあげた[18]。この年、プロボウルに選出された[19]

人物

ラインバッカー並のサイズを持ち[20]、フィジカルの強さを持ったコーナーバックである[21]

レシーバーとのコンタクトが認められている、スクリメージラインから5ヤード以内の地点での激しいコンタクトを行っており、同地区ライバルのサンフランシスコ・フォーティナイナーズQBアレックス・スミスからは、イリーガルコンタクトの反則が取られるべきだと言われたこともある[22]

ビッグマウスとして知られており、その言動はしばしば見出しとなっている[23]

脚注

  1. ^ Football: Richard Sherman graduates from Stanford”. ロサンゼルス・タイムズ (2010年6月21日). 2013年1月12日閲覧。
  2. ^ Gil Alcaraz IV (2011年1月). “An insider’s view with Stanford cornerback Richard Sherman”. Yahoo! SPORTS. 2013年1月12日閲覧。
  3. ^ 2011 All-Rookie team”. プロフットボールウィークリー (2012年1月18日). 2013年1月12日閲覧。
  4. ^ メガトロン、シーホークスCBの発言を「モチベーションにする」”. NFL JAPAN (2012年10月26日). 2013年1月12日閲覧。
  5. ^ Kareem Copeland (2012年12月26日). “Richard Sherman: Pro Bowl spots 'don't mean nothing'”. nfl.com. 2013年1月12日閲覧。
  6. ^ シーホークスCBシャーマン、試合後のブレイディに挑発コメント”. NFL JAPAN (2012年10月16日). 2013年1月12日閲覧。
  7. ^ シーホークス 4TDで 6勝目 ジェッツ 3連敗で 6敗目”. TSP SPORTS (2012年11月11日). 2013年1月12日閲覧。
  8. ^ バトラー、シャーマンの両CBが週間MVP -守備部門-”. NFL JAPAN (2012年11月15日). 2013年1月12日閲覧。
  9. ^ SEA選手出場停止の恐れ、アデロールはカモフラージュ?”. アメフトNewsJapan (2012年11月26日). 2013年1月12日閲覧。
  10. ^ シーホークスHC、異議申し立て中CBシャーマンらの次戦出場に望み”. NFL JAPAN (2012年11月27日). 2013年1月12日閲覧。
  11. ^ シーホークス、CBブラウナーが今週から4試合出場停止”. NFL JAPAN (2012年2月6日). 2013年1月12日閲覧。
  12. ^ シーホークスに朗報、CBシャーマンの出場停止処分は取り消し”. NFL JAPAN (2012年12月28日). 2013年1月12日閲覧。
  13. ^ 球団最多得点で快勝のシーホークス、「相手を完全に吹き飛ばした」”. NFL JAPAN (2012年12月10日). 2013年1月12日閲覧。
  14. ^ プレイオフ進出のシーホークス、「声援が凄まじかった」と指揮官”. NFL JAPAN (2012年12月24日). 2013年1月12日閲覧。
  15. ^ シーホークス圧勝でプレイオフ進出、地区優勝決定は最終週へ”. NFL JAPAN (2012年12月24日). 2013年1月12日閲覧。
  16. ^ シーホークス5連勝、地区Vならずも上げ潮でプレイオフへ”. NFL JAPAN (2012年12月31日). 2013年1月12日閲覧。
  17. ^ Dan Hanzus (2013年1月4日). “Redskins player on Richard Sherman: 'He's a cheater'”. nfl.com. 2013年1月12日閲覧。
  18. ^ シーホークスが完封勝利、5INT奪取で2敗キープ”. NFL JAPAN (2013年12月16日). 2013年12月18日閲覧。
  19. ^ プロボウル選出メンバー発表 -ディフェンス-”. NFL JAPAN (2013年12月28日). 2013年12月30日閲覧。
  20. ^ 【WCプレビュー】ウィルソン対RG3、注目の新人QBが激突”. NFL JAPAN (2013年1月4日). 2013年1月12日閲覧。
  21. ^ 【第9週プレビュー】地区制覇へ正念場、当落線上の両軍が激突”. NFL JAPAN (2012年11月3日). 2013年1月12日閲覧。
  22. ^ ハーボーHC、肉弾戦上等のシーホークスCB陣に苦言”. NFL JAPAN (2012年12月20日). 2013年1月12日閲覧。
  23. ^ シーホークスCBシャーマン、49ers以外に警戒するチームは?”. NFL JAPAN (2013年7月3日). 2013年7月8日閲覧。

外部リンク