鶴山淳志
鶴山 淳志(つるやま あつし、1981年8月31日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。二十五世本因坊治勲門下。熊本県熊本市出身。
略歴
- 幼稚園の頃から囲碁・将棋部の顧問を務める愛好家である、高校教師の父から囲碁を教わる。その後囲碁教室へ通い力をつける。妹もアマチュア強豪として、全日本女子学生本因坊をはじめ、数々の全国大会への出場歴がある[1]。
- 1993年 熊本市立隈庄小学校5年の春休みに、熊本へ二十五世本因坊治勲がやってきた際に見初められ、その後自ら望んで内弟子となるために千葉県へ転居。兄弟子に金秀俊、松本武久。
- 1998年 棋士採用試験に臨むも本戦で高野英樹・武宮陽光・孔令文の4位次点で入段を逃す[2]。
- 1999年 前年の雪辱を果たし1位で入段を果たす。同期入段は、加藤啓子・光永淳造[3]。
- 2002年の新人王戦ベスト4や、2004年棋道賞勝率第1位賞を受賞、2005年には三星火災杯で本戦入りするなどの活躍を見せている。
- 2007年5月5日 熊本時代の囲碁教室で一緒に学んだ全国高校囲碁選手権大会に出場するなどの実績を持つアマチュア女性棋士と、女性が大学院を卒業するのを待って入籍。妻の弟も同じく囲碁教室で学び、学生本因坊戦優勝や高校総文囲碁部門男子個人戦3連覇や、全国高校囲碁選手権大会優勝、白石勇一の準優勝などの実績のある、アマチュア強豪[4]。
- 現在、囲碁・将棋チャンネルのテレビ棋戦、竜星戦のダイジェスト番組で解説役を務めている。
昇段・良績
脚注
- ^ 2006年2月22日 読売新聞熊本版
- ^ 平成10年度棋士採用試験本戦
- ^ 平成11年度棋士採用試験本戦
- ^ 碁ワールド 2007年7月号