鮎川駅 (茨城県)
鮎川駅 | |
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駅舎 (2005年3月12日) | |
あゆかわ Ayukawa | |
◄桜川 (1.4km) | |
所在地 | 茨城県日立市国分町1-6-2 |
所属事業者 | 日立電鉄 |
所属路線 | 日立電鉄線 |
キロ程 | 18.0 km(常北太田起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1947年9月1日 |
廃止年月日 | 2005年4月1日 |
鮎川駅(あゆかわえき)は、茨城県日立市国分町1丁目6番2号にあった日立電鉄(日立電鉄線)の駅(廃駅)である。
概要
- 島式ホーム1面2線を持つ交換可能な地上駅であった。
- 開業当初から廃止時まで有人駅であった。
- 当駅はJR常磐線の線路の脇にあり(常陸多賀-日立間にあたる)、JR常磐線とは反対側に駅舎があったが、JR常磐線を渡って向こう側に鮎川の集落が開けている。そのため、駅舎を通らずホームからそのまま鮎川集落に行ける構造となっていた。
- 当駅は直営駅だったが駅員配置時間は次に限られた(当時)。
- 平日;7時から9時40分及び15時50分から19時
- 土曜及び休日;駅員配置なし。
- 当駅の駅舎はコンクリートの小さなものである。
- 自動券売機の設置が一台あり、駅員無配置時間でも乗車券の購入が出来た。
- 乗車駅証明書発行機の設置はない。
- 終着駅であったため留置線・列車洗車台なども有していた。
- 当駅から先、日立方面への路線延長予定があったため線路が数百メートル延びており、途中の踏切までは上記の通り留置線として使用されていた。
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駅名標
(2005年3月29日) -
大甕側より見たプラットホーム
(2004年12月26日) -
プラットホームより大甕側を望む。右側の築堤は常磐線。
(2005年3月12日) -
駅舎に設置された神鋼製の券売機
(2005年3月18日)
駅周辺
- 鮎川
- 鮎見橋
- 日立鮎川三郵便局
- 茨城県立多賀高等学校
- 日立市立日立養護学校(現在の日立市立日立特別支援学校)
- 日立市立油縄子小学校
- 日立市立多賀中学校
- 日立化成桜川工場
- 池の川市民運動公園
- 当駅の駅名標で紹介されている。
廃止後
2006年(平成18年)9月中旬に、駅舎が解体され現在は面影もない。ただし駅跡地のすぐ脇にある常磐線の踏切名は「鮎川駅前踏切」のままである。
歴史
- 1947年(昭和22年)9月1日 - 日立電鉄線大甕-鮎川の開業に伴い新設。
- 1977年(昭和52年)3月30日 - それまでの木造駅舎に代わり新しい駅舎を建てる。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 日立電鉄線廃線にともない廃止。
隣の駅
- 日立電鉄
- 日立電鉄線
- 桜川駅 - 鮎川駅