養老渓谷温泉

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養老渓谷温泉
養老渓谷温泉「川の家」
温泉情報
所在地 千葉県市原市
交通 鉄道 : 小湊鉄道線養老渓谷駅下車
泉質 塩化物泉
泉温(摂氏 19 - 25 °C
外部リンク 養老渓谷旅館組合
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養老渓谷温泉(ようろうけいこくおんせん)は、千葉県市原市大多喜町にかかる温泉郷

泉質

温泉街

弘文洞跡

市原市と夷隅郡大多喜町の境付近の養老川沿いに位置し、十数軒の温泉旅館がある。房総半島の中央付近に位置するため、海、山、川、平野のすべての食材が簡単に入手でき、山菜タケノコキノコ猪豚鍋など四季折々の地産地消料理が各旅館で提供される[1]

また、一軒だけ狭いトンネルを通らなければ行けない「川の家」という川べりの宿があり、漫画家のつげ義春が宿泊したことで知られる。このときの様子は随筆貧困旅行記1991年9月 晶文社)に詳しく書かれている。

付近には房総随一とも言われる落差30m、長さ100mの粟又の滝や洞門が崩れて絶壁となった弘文洞跡など、養老川の渓谷美を楽しめる景勝地・養老渓谷梅ヶ瀬渓谷があり、特に紅葉の季節には行楽客で賑わう。

歴史

温泉としての歴史は比較的浅い。

1912年に個人宅の敷地より天然ガスが湧き出し、のちの1914年、井戸より鉱泉が湧き出した。この鉱泉を天然ガスで加熱したのが始まりと伝えられている。

アクセス

高速道路での最寄りインターチェンジは首都圏中央連絡自動車道(圏央道)市原鶴舞インターチェンジとなる。

脚注

外部リンク