霧状雲
川辺を覆う霧状雲 | |
略記号 | neb |
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雲形記号 | 、、、、 |
種 | 霧状雲 |
高度 | 地上付近~15,000 m |
特徴 | 霧状、輪郭がぼやけている |
降水の有無 | あり(弱い雨や雪、尾流雲) |
霧状雲(きりじょううん、Nebulosus)とは、巻層雲や層雲に見られる雲種の1つ。霧状巻層雲、霧状層雲ともいう。雲とそれ以外の空との境目がはっきりせず、輪郭がぼやけた雲。
"Nebulosus"はラテン語で「霧状の」を意味し、これにちなんで名づけられた。
巻層雲や層雲はもともと輪郭がほかの雲に比べてはっきりしないが、特に輪郭が分かりにくいものがある。これは、雲に含まれる雲粒の大きさが小さく密度も低い場合、つまり雲が薄い場合が多い。
地上に現れる霧の雲(層雲)などはまさに霧状雲である。ただし、層雲は見る側と雲の距離が近いためにぼやけて見えるのに対し、巻層雲は雲自体の密度が低いことが主因となってできる。そのため、霧の雲の場合は密度が高くても輪郭がぼやける。