阪和ホールディングス
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 和歌山県和歌山市鷹匠町2丁目58番地[1] |
設立 | 2020年5月13日[1] |
業種 | 純粋持株会社 |
事業内容 | 電気工事、防災、管工事、土木工事、建設資材、駐車場、船舶部品製造/ 加工事業[2] |
代表者 | 田村忠之(代表取締役社長)[3][4] |
資本金 | 170万円 |
売上高 | 44.8億円(2021年度グループ総売上)[3] |
従業員数 | 134人[3] |
主要子会社 | 阪和総合防災、第一電機設備工業、紀和商店、瀬戸内工業所、エンスイ工業[3][2] |
外部リンク | https://www.hanwa-hd.co.jp/ |
阪和ホールディングス株式会社(はんわホールディングス)は、和歌山県和歌山市鷹匠町2丁目に拠点を置く持ち株会社で、傘下に阪和総合防災、第一電機設備工業、紀和商店、瀬戸内工業所、エンスイ工業を置く[5][6]。
概要
阪和ホールディングスは、M&Aの実施により各グループの事業を継続し、グループ全体でシナジー効果を生み出す事を目的に2020年に設立された。阪和総合防災、第一電機設備工業、エンスイ工業など5社を傘下に持つ[6][3]。2021年度の東京商工リサーチの調べでは、傘下の阪和総合防災の売上げは和歌山県で2年連続1位となった[7]。
阪和総合防災は1990年創業。消防設備の点検・工事を主体とした事業を開始。その後、建築物管理、機械設備工事などに事業を拡大。2年後の1992年、和歌山市神前にて、有限会社阪和総合防災を設立。2012年2月、有限会社阪和総合防災から、株式会社阪和総合防災に商号を変更。本社所在地を和歌山市鷹匠町へ移転。2019年には本社・南大阪支店にてISO9001認証取得。2020年5月、阪和ホールディングス株式会社設立。田村忠之が代表取締役社長に就任する。阪和総合防災は和歌山県下ではトップシェアと社員数を持ち、官公庁も顧客に持つ。2022年2月には日立グローバルライフソリューションズから「日立空調ストール」の認定を受ける[8]。
現代表者の田村忠之が入社後に「家業」から「企業」へ生まれ変わるための改革を開始。現状の可視化に着手。経営層だけが把握していた数字を、従業員にもすべて公開するなどし、約2年で債務超過の状態を脱し、黒字化を達成。その後、友好的M&Aを次々に成功させ、5社グループ体制を築き、阪和ホールディングスとして2年で年商45億円、130人以上の社員を持つ企業に成長[9][10][11][12]。
京セラドーム大阪「レフトスタンド5階観客前」に同社看板が設置されている[2]。
事業内容
主に以下の7つからなる。
- 防災事業
- 管工事業
- 土木工事業
- 建設資材事業
- 電気工事業
- 駐車場事業
- 船舶部品 製造・加工
主な取引先
官公庁
民間企業
沿革
- 1990年(平成2年) - 3月、創業。
- 1992年(平成4年)
- 3月、和歌山市神前にて、有限会社阪和総合防災設立。
- 6月、本社所在地を和歌山市吹屋町へ移転。
- 2006年(平成18年) - 7月、大阪府堺市に、堺営業所 設立
- 2010年(平成22年) - 2月、有限会社から、株式会社阪和総合防災に商号を変更。本社所在地を和歌山市鷹匠町へ移転。
- 2016年(平成28年) - 4月、資本金7,000,000円を増資。
- 2017年(平成29年) - 5月、堺営業所、事業拡大に伴い移転。
- 2018年(平成30年)
- 5月、資本金30,000,000円を増資。
- 8月、管工事業の許可を特定建設業に変更。
- 2019年(令和元年)
- 7月、堺営業所を南大阪支店へ変更。和歌山県田辺市に、紀南支店設立。建設業の許可を県知事から国土交通大臣許可に変更。
- 9月、本社・南大阪支店 ISO9001認証取得。
- 2020年(令和2年)
- 4月、田村忠之が代表取締役社長に就任[14]。
- 5月、阪和ホールディングス株式会社設立。田村忠之が代表取締役社長に就任。
- 6月、株式会社阪和総合防災が阪和ホールディングスの完全子会社となる。
- 7月、第一電機設備工業株式会社が阪和ホールディングスの完全子会社となる。
- 11月、株式会社紀和商店が阪和ホールディングスの完全子会社となる
- 2021年(令和3年)
- 4月、オリックス・バファローズとパートナーズ契約を締結。
- 7月、株式会社瀬戸内工業所が阪和ホールディングスの完全子会社となる。
- 2022年(令和4年)
- 1月、2023年LEADER'S AWARDで代表者田村忠之が、PERSONALITY部門「志に惹かれる!カッコイイ経営者」第1位に選ばれる[15]。
- 2月、日立グローバルライフソリューションズ株式会社から「日立空調ストール」の認定を受ける。
- 8月、株式会社エンスイ工業が阪和ホールディングスの完全子会社となる。
事業所一覧
阪和ホールディングス
- 和歌山県和歌山市鷹匠町2丁目58番地
阪和総合防災
- 本社
- 和歌山県和歌山市鷹匠町2丁目58番地
- 南大阪支店
- 大阪府堺市中区深井清水町3576番地
- 紀南支店
- 和歌山県田辺市北新町22番1
第一電機設備工業
- 和歌山県和歌山市下町47番地[16]
紀和商店
- 本社
- 和歌山県海南市下津町下津3067-9[17]
- 湯浅営業所
- 和歌山県有田郡湯浅町湯浅2841
- 御坊営業所(日高港湾)
- 和歌山県御坊市塩屋町南塩屋字須佐ノ本450-25
- 由良営業所
- 和歌山県日高郡由良町江の駒
瀬戸内工業所
- 岡山県玉野市木目51番地[18]
エンスイ工業
- 岡山県総社市北溝手235[19]
参考サイト
- シゴト手帖(TOKYO MX 日経CNBC)
脚注
- ^ a b c “阪和ホールディングス株式会社”. 全国法人データバンク. 2022年11月25日閲覧。
- ^ a b c d “阪和ホールディングス公式サイト - 会社案内”. 2022年11月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g “会社概要”. 阪和総合防災公式サイト. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “地元・和歌山を事業の力で盛り上げる”. 私の道しるべ 日経BizGate. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “阪和ホールディングス株式会社 田村 忠之”. KENJA GLOBAL. 2022年11月25日閲覧。
- ^ a b “【企業トップ×就活生対談】社員が誇りを持って働ける組織を目指す-株式会社阪和総合防災-”. 就職エージェントneo (2021年6月30日). 2022年11月25日閲覧。
- ^ “ABOUT”. 阪和総合防災公式サイト. 2022年11月25日閲覧。
- ^ a b “ご挨拶・沿革”. 阪和総合防災公式サイト. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “阪和ホールディングス株式会社 代表取締役社長 田村 忠”. 2022 LEADER'S AWARD. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “[M&A事例]先行き不透明な時代、人材も集まらない。先代から続く事業を存続させるためには、何をすべきか?”. 日本M&Aセンター. 2022年11月25日閲覧。
- ^ 『夢を仕事にする方法 リーダー24人を成功に導いた人生のレシピ』(大阪日日新聞)ISBN 9784600007102
- ^ 『大阪日日新聞』13面(2021年8月28日)「地元和歌山に、若者呼び戻す」
- ^ “阪和総合防災公式サイト - 事業案内”. 2022年11月25日閲覧。
- ^ Newsweek - CHALLENGING INNOVATOR「和歌山の変革に人生を捧げる、若き経営者の事業力。」
- ^ “2023年LEADER'S AWARD PERSONALITY部門「志に惹かれる!カッコイイ経営者」”. 2023年LEADER'S AWARD. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “第一電機設備工業公式サイト”. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “紀和商店公式サイト”. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “瀬戸内工業所公式サイト”. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “e-shops ローカル 株式会社エンスイ工業”. 2022年11月25日閲覧。
外部リンク
- 阪和ホールディングス株式会社 - 公式サイト
- 株式会社 阪和総合防災 - 公式サイト
- 第一電機設備工業株式会社 - 公式サイト
- 紀和商店
- 瀬戸内工業所