閣外協力
この記事はその主題が日本に置かれた記述になっており、世界的観点から説明されていない可能性があります。(2008年8月) |
閣外協力(かくがいきょうりょく)とは、連立政権における与党への参加の一形態。内閣に閣僚を出さずに、政策協定を締結し連立与党に参加すること。
日本の例
日本の例としては、以下のようなものがある。
- 第5次吉田内閣(自由党政権)における改進党
- 第2次大平内閣(自由民主党政権)における新自由クラブ
- 羽田内閣(非自民・非共産連立政権)における新党さきがけ、新党みらい
- 第2次橋本内閣及び第2次橋本改造内閣(自社さ連立政権(後の自由民主党政権))における社会民主党、新党さきがけ
正式な関係は結んでいないが、以下のようなものも実質的には閣外協力している。
- 村山内閣及び村山改造内閣(自社さ連立政権)における自由連合
- 小渕第2次改造内閣(自自公連立政権)・第1次森内閣(自公保連立政権)における改革クラブ
- 麻生内閣(自公連立政権)における改革クラブ(第1次森内閣の同名政党とは別組織)
- 鳩山由紀夫内閣(民社国連立政権(後の民国連立政権))および菅内閣(民国連立政権)における新党日本、新党大地
- 野田内閣(民国連立政権)における新党日本(後に野党に転ずる)、新党大地(後の新党大地・真民主、後に野党に転ずる)
- 第3次安倍内閣(自公連立政権)における次世代の党、新党改革
日本国外の例
- イギリスで1886年に成立した第二次ソールズベリー侯爵内閣に自由統一党が閣外協力
- 2012年6月ギリシャ議会総選挙で、全ギリシャ社会主義運動は、閣外協力を選択。