越後三山只見国定公園
越後三山只見国定公園(えちごさんざんただみこくていこうえん)は、新潟県と福島県にまたがる山岳公園。1973年(昭和48年)5月15日指定。
概要
その領域は越後三山一帯の山系(越後山脈、三国山脈)と、それに接する阿賀野川水系只見川源流部の奥只見一帯から構成される。
面積
- 総面積は861,300ha
動植物
全体を通して、森林が発達しており、ブナ原生林、ミヤマナラなどの亜高山帯低木性広葉樹が卓越。後述するダム開発による人の手の介入を除けば、基本的に自然が色濃く残されており、大型禽獣の宝庫としても知られる。
越後三山
越後三山とは八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳を指し、古くから修験道の聖地として拓かれた。特に八海山はその中枢に当たる。
豊かな自然と水資源
著名な山として景鶴山、荒沢岳、浅草岳などがあり、奥只見地方には豊かな森林と日本屈指の豪雪地帯の雪解け水を利用した電源開発により建設された田子倉ダム奥只見ダムなどの発電用のダムがあり、その景観と人跡未踏の地の森林の調和が美しい。