謎めいた肌
ミステリアス・スキン | |
---|---|
Mysterious Skin | |
監督 | グレッグ・アラキ |
脚本 | グレッグ・アラキ |
原作 | スコット・ヘイム |
製作 | グレッグ・アラキ |
出演者 |
ジョセフ・ゴードン=レヴィット ブラッディ・コーベット ミシェル・トラッチェンバーグ エリザベス・シュー メアリー・リン・ライスカブ |
音楽 |
ハロルド・バッド ロビン・ガスリー |
撮影 | スティーヴ・ゲイナー |
編集 | グレッグ・アラキ |
公開 |
2005年5月6日 2005年8月25日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 オランダ |
言語 | 英語 |
製作費 | 1000万ドル |
興行収入 | 約70万ドル |
文学 |
---|
ポータル |
各国の文学 記事総覧 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
『謎めいた肌』 または 『ミステリアス・スキン』 は、1995年にスコット・ヘイムが発表した小説。また、この小説を原作として日系アメリカ人監督のグレッグ・アラキが撮影した映画。原題はMysterious Skin。
映画は2004年の第61回ヴェネツィア国際映画祭で初披露され、2006年の「Polished Apple Awards - Best Movie」を受賞した。日本では劇場未公開だが、2005年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映された。(邦訳の『謎めいた肌』は2005年出版の『少年への性的虐待』より)
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ
4万人の人々が暮らす、カンザス州ハッチンソンに住む少年達。二人の少年はリトルリーグに入団していた。だが、その男性コーチは性的虐待を行う人間であり、その2人を食い物にした。
やがて、大人になり二人は再会し、ようやくまともに被害体験を話せるようになる。だが、そのうちの一人はその体験が忘れられずに強迫的な男娼となり、もう一人はその時の記憶を喪失しエイリアンに連れ去られるという幻想を持ってしまっていた。
関連書籍
- 『Betrayed as Boys: Psychodynamic Treatment of Sexually Abused Men』 (Richard B. Gartner, 1999) ISBN 1-57230-644-0
- (邦訳) 『少年への性的虐待 男性被害者の心的外傷と精神分析治療』 (リチャード・B・ガートナー、訳2005) ISBN 4-86182-013-8
著者のリチャード・B・ガートナーは、男性への性的虐待問題についての専門家の一人で、この小説に高い評価を下している。