計算ちがい
『計算ちがい』(原題:Casanova Cat、1951年1月6日)はトムとジェリーの作品のひとつ。
作品内容
- トムはジェリーを犬の散歩のごとく引きずってある所に向かっていた。
- それは100万ドルを相続したと新聞に載ったトゥードルの住居の高層マンション。ジェリーは彼女へのプレゼントだった。
- 早速トゥードルの住居へ着いたトムはジェリーを彼女にプレゼントして喜ばせる。トムは、ジェリーの顔を葉巻の煙で黒くして、無理やりに踊らせたりし、その後いろいろな手を使ってトゥードルに猛アタックする。
- 腹を立てたジェリーは野良猫のブッチにトゥードルが載った新聞の切り抜きを見せる。トゥードルに一目惚れしたブッチはトムに割り込み猛アタック。
- その後トムとブッチはトゥードルを巡って猛バトルを始める。ジェリーはそれを妨害しつつも、ドサクサに紛れてトゥードルを誘惑。
- トムとブッチが気がつくとトゥードルの姿はなかった。窓の外をのぞいた二人の目に映ったのは車に乗ったトゥードルがジェリーとキスしている光景であった。
補足
- トムがトゥードルの部屋をノックしたときに出てきたトゥードルの使用人はトムの家のお手伝いさんに似ている。
- 原題の「Casanova Cat」を直訳すると「女たらし猫」になる。
- アメリカ国内におけるTV放送時の際、ジェリーがトムに顔を黒くされ、熱した盆の上でタップダンスを踊らされるシーンはカットされた(但し日本でのTV放送時や現在日本国内で市販されているDVDではそのまま放送・収録された)。ちなみに演奏曲はフォスター作曲の「故郷の人々(スワニー河)」(Old Folks at Home)である。