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西舞鶴運転区

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西舞鶴運転区(にしまいづるうんてんく)は京都府舞鶴市にある京都丹後鉄道車両基地である。宮津線及び宮福線の車両運行の重要拠点となっており、多くの車両が所属している。

概要

同運転区は西舞鶴駅構内にあり、特急用車両が7編成、普通列車用車両が12編成が所属、北近畿タンゴ鉄道の車両運行の拠点となっている。また車両の保守・整備も行っており、下部組織に福知山運転支区がある。

なお、日本国有鉄道(国鉄)西舞鶴機関区の流れを汲む車両基地であり、国鉄時代は舞鶴線宮津線中舞鶴線舞鶴港線の車両基地として機能していた。

沿革

  • 1946年(昭和21年) - 日本国有鉄道西舞鶴機関区が開設される。
  • 1990年(平成2年) - JR宮津線のKTR移管に伴い、同運転区も移管される。

所属車両

KTR001形
KTR8000形
KTR800形
  • KTR001形(6両)
    • 愛称はタンゴエクスプローラー
    • 3両編成2本が所属し、グリーン車の設定がない普通車のみのモノクラス編成である。
    • 当初は両編成ともそれぞれ単独で運用され、併結運行は不可能であったが、1999年(平成11年)の改造が施工され、以後は多客期に両編成を連結した6両での運用も見られた。
    • 特急及び快速・普通列車の定期運用、臨時・団体列車などにも使用されている。
    • 2013年(平成25年)3月16日のダイヤ改正により、定期運用が終了する。
  • KTR8000形(10両)
    • 愛称はタンゴディスカバリー
    • 西日本旅客鉄道(JR西日本)の183系電車との併結装備を持つ8000番台(2両編成2本)と併結装備を持たない8010番台(2両編成3本)が所属する。
    • 主に特急車両として運用されるが、快速・普通列車として定期運用もされている。
    • 特急としてははしだてまいづるたんごリレーで運用されている。
  • KTR700形・KTR800形(12両)
    • トイレ付きのKTR700形が9両、トイレのないKTR800形が3両が所属する。
    • 主に1両編成での運用だが、多客期などには2両~3両編成で運用されており、その際は乗務員も乗務する。
    • 主に宮津線(西舞鶴-豊岡)全線で普通列車として運用されている他、宮福線(宮津-福知山)にも乗り入れている。
    • 過去には一部列車が豊岡からJR山陰本線に乗り入れ、城崎(現・城崎温泉)まで運転されていた時期があったが、1999年10月2日のダイヤ改正で廃止された。

過去の所属車両

乗務範囲

関連項目