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藤本進

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤本 進(ふじもと すすむ、1948年12月5日 - )は日本の財務官僚実業家血液型はB型[1]。元トヨタ自動車会長・豊田章一郎の娘婿。現トヨタ会長の豊田章男は義弟。

来歴・人物

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広島大福山高校を経て、1972年東京大学法学部を卒業し、旧大蔵省入省。大臣官房文書課配属[2]アジア開発銀行に出向しマニラ在勤。その後大蔵省国際金融局為替資金課長、関税局総務課長、官房審議官等を経て退官。大蔵省在籍中、豊田章一郎の長女と結婚。豊田が旧制東京府立一中の同級生だった長岡實に婿探しを依頼し、長岡が自らの秘書課長時代に採用した藤本を紹介したのが縁だった[3]

退官後は、三井住友海上火災保険MS&ADインシュアランスグループホールディングスで副社長を務める。

略歴

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系譜

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脚注

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  1. ^ 『日本の官庁,その人と組織:大蔵省,経済企画庁』政策時報社、1989年4月発行、94頁
  2. ^ 『大蔵省名鑑』時評社、1997年発行、62頁
  3. ^ 真鍋繁樹『大蔵省 懲りない権力』二期出版、1992年6月20日、88-89頁。 
  4. ^ 豊田剛一郎の父で、元テレビ朝日アナウンサー小川彩佳の義父にあたる。
  5. ^ 神一行『大蔵官僚 超エリート集団の人脈と野望』講談社、1982年8月31日、大蔵省全キャリア一覧頁。 
  6. ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1982年発行、501頁
  7. ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1985年発行、513頁
官職
先代
中村修三
福岡財務支局理財部長
1986年 - 1988年
次代
上田善久
先代
八木健
アジア開発銀行日本理事
1992年 - 1994年
次代
柏木茂雄
先代
白須光美
横浜税関
1998年 - 1999年
次代
山田孝夫