若狭町立上中中学校

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若狭町立上中中学校

上中中学校

地図
地図北緯35度27分36秒 東経135度51分16秒 / 北緯35.460111度 東経135.8545度 / 35.460111; 135.8545座標: 北緯35度27分36秒 東経135度51分16秒 / 北緯35.460111度 東経135.8545度 / 35.460111; 135.8545
国公私立の別 公立学校
設置者 若狭町
校訓 「可能性を磨き合い、未来を拓く上中生」
設立年月日 1951年9月25日
開校記念日 9月25日
創立者 上中町
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード C118210000605 ウィキデータを編集
所在地 919-1542
福井県三方上中郡若狭町井ノ口55-5-1
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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若狭町立上中中学校(わかさちょうりつ かみなかちゅうがっこう、英称: Wakasa town Kaminaka Junior High School)は、福井県三方上中郡若狭町井ノ口にある公立中学校

概要

上中町のほぼ中心部に位置し、向かって右手には集落、左手には町営体育館、背面を山に囲まれた自然豊かな環境にある。

2005年平成17年)3月31日に、上中町が三方との市町村合併により若狭町となったことから、同時に「若狭町立」となった。

校歌は山本和夫が作詞、堀内敬三が作曲を担った。

沿革

  • 昭和26年7月 - 旧館完成。
  • 昭和26年9月25日 - 学校創立。開校記念日。
  • 昭和27年3月 - 第1回卒業式挙行。
  • 昭和28年9月 - 講堂完成。
  • 昭和31年9月 - 本館完成。
  • 昭和31年11月 - 全館完成。落成式挙行。校歌制定。
  • 昭和32年10月 - 給食室完成。
  • 昭和35年10月 - 学校給食で全国表彰をうける。
  • 昭和37年7月 - バックネット完成。
  • 昭和41年11月 - 校庭フェンス完成。
  • 昭和43年9月 - 観覧用スタンド完成。
  • 昭和44年9月 - 中庭改造「憩いの園」完成。
  • 昭和45年9月 - 創立20周年記念碑完成。記念の庭。
  • 昭和46年6月 - 給水施設「親の水」完成。
  • 昭和49年11月 - 保健体育研究発表。(4年目)
  • 昭和53年4月 - ふるさとづくり教育推進校、ボランティア活動協力校に指定。
  • 昭和54年4月 - 道徳教育協同推進校指定。
  • 昭和56年4月 - 学校改築で仮設校舎へ移転。
  • 昭和57年4月 - 第1期工事竣工。入校式。
  • 昭和58年
    • 1月 - 第2期工事竣工。入校式。
    • 4月 - 生徒指導実践校指定。
  • 昭和58年11月 - 総合改築落成式。
  • 昭和59年4月 - 機器利用英語教育研究指定。
  • 昭和61年4月 - 「学習指導の充実」研究推進校指定。
  • 平成3年4月 - 武道指導推進研究指定。
  • 平成5年9月 - 図書室を改造しPC室竣工。22台設置。
  • 平成7年11月 - 日本学校体育研究連合会より全国表彰。
  • 平成8年4月 - 「学習指導の充実」研究実践校指定。
  • 平成9年4月 - 「福祉協力校」指定。
  • 平成10年4月 - LL教室を改造しPC室竣工。37台設置。
  • 平成11年4月 - 「金銭教育研究校」指定。
  • 平成13年11月18日 - 創立50周年記念式典挙行。
  • 平成14年4月 - 学力向上フロンティア事業研究指定。
  • 平成15年4月 - 学力向上フロンティア事業研究指定。
  • 平成16年4月 - 学力向上フロンティア事業研究指定。
  • 平成18年10月 - 給食室を改築し赤瓦館・武道場完成。
  • 平成19年4月 - 豊かな体験活動(長期宿泊)を開始
  • 平成20年5月 - 年2回 宿泊体験を開始
  • 平成21年4月 - 学年24人4クラスから30人3クラスへ変更。よって空き教室に視聴覚室、生徒活動室、知的障害学習室(トライ室)、生徒活動室(第二PC室)を竣工
  • 平成22年4月 - 国の教育事業により、教室に電子黒板10台、PC37台入れ替え

周辺

著名な卒業生

その他

教諭の過労死問題

同校の男性教諭(当時27歳)が、2014年10月に自殺。この教諭は同年4月から同校で勤務していたが、同年6月までの3ヵ月間に残業が月120 - 160時間超に上ったとされ、受け持っていた生徒の無断外泊や保護者とのトラブルもあったとされた。地方公務員災害補償基金福井県支部はこの教諭の自殺の原因が公務災害であると、2016年9月6日付で認定した[1][2]

2017年2月14日、校長が安全配慮義務を怠ったためとして、男性教諭の遺族が県と若狭町を相手に慰謝料など約1億の損害賠償を求め福井地裁に提訴した。[3][4]。同年4月5日、第1回口頭弁論が福井地裁(林潤裁判長)で開かれ、県と町は請求棄却を求めた[5]

教員の長時間労働問題に詳しく「教師のブラック残業」(学陽書房)などの著書がある教育社会学者の内田良名古屋大学教授は、福井地裁の判決を「教員の残業は自主的ではないとして学校側の責任を認めた画期的な判決。教員の働き方改革の追い風になる」と評価した。

脚注

  1. ^ [1] 毎日新聞 2016年9月6日
  2. ^ 教員採用半年で自殺、残された日記 長時間労働で精神的不安、睡眠恐怖 福井新聞 2016年12月9日
  3. ^ 教諭過労自殺、父親が県など提訴 「校長が安全配慮義務怠る」 福井新聞 2017年2月15日
  4. ^ 新任教諭自殺、指導適切だったか 提訴の父親が記者会見で訴え 福井新聞 2017年2月15日
  5. ^ 福井の新任教諭が過労自殺…残業月169時間 訴訟初弁論、県と町は争う姿勢 産経ニュース 2017年4月5日

関連項目

外部リンク