砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード
砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード | |
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The Ballad of Cable Hogue | |
監督 | サム・ペキンパー |
脚本 |
ジョン・クロフォード エドマンド・ペニー |
製作 |
サム・ペキンパー ウィリアム・ファラーラ |
製作総指揮 | フィル・フェルドマン |
出演者 |
ジェイソン・ロバーズ ステラ・スティーヴンス デビッド・ワーナー |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス |
主題歌 | リチャード・ギリス |
撮影 | ルシエン・バラード |
編集 |
ルイス・ロンバルト フランク・サンティッロ |
配給 | ワーナー・ブラザーズ |
公開 |
1970年5月13日 1970年10月24日 |
上映時間 | 121分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $3,716,900 |
『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』(The Ballad of Cable Hogue)は、1970年公開のアメリカ合衆国の映画。一般に暴力の巨匠として知られるサム・ペキンパーが、ハート・ウォーミングなタッチで描いた異色西部劇である。また、この作品は”自分のベスト・フィルム”だと語っている。
あらすじ
西部開拓時代の末期。砂金掘りのケーブル・ホーグは、仲間のボウエンとタガートに騙されて砂漠のど真ん中に取り残される。復讐を誓いながら砂漠を彷徨うホーグは、砂嵐の中で奇跡的に水源を発見し、そこに駅馬車の中継駅を作って定住する。心優しい娼婦のヒルディに恋し、インチキ牧師のジョシュアとは意気投合して、ホーグは砂漠の中で静かな生活の時を刻んでいくが、彼は決して復讐をあきらめたわけではなかった。やがて、彼の前に、駅馬車に乗ったボウエンとタガートが現われる。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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ケーブル・ホーグ | ジェイソン・ロバーズ | 川合伸旺 |
ヒルディ | ステラ・スティーヴンス | 小原乃梨子 |
ジョシュア | デビッド・ワーナー | 米倉斉加年 |
ボーウェン | ストローサ・マーティン | |
タガート | L・Q・ジョーンズ | |
ベン・フェアチャイルド | スリム・ピケンズ | |
ウェブ | マックス・イヴァンス | |
カッシング | ピーター・ホイットニー | |
クィットナー | R・G・アームストロング | 上田敏也 |
タイトル
日本公開タイトルは以下の3種類がある。
- 砂漠の流れ者(1970年初公開タイトル)
- ケーブル・ホーグのバラード~砂漠の流れ者~(1991年リバイバル公開タイトル。「砂漠の流れ者」はサブタイトル扱い)
- 砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード(2006年DVDタイトル。原題と邦題を併記)
参考文献
- マックス・イヴァンス著、原田眞人訳『ケーブル・ホーグの男たち 遥かなるサム・ペキンパー』めるくまーる ISBN 4839700621