白石島 (大字)
白石島 | |
---|---|
白石島の応神山付近から見た情景。 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 岡山県 |
市町村 | 笠岡市 |
人口 | |
• 合計 | 581人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
714-0034 |
白石島(しらいしじま)は、岡山県笠岡市にある大字である。当地は白石島とその周辺の島々からなる。
郵便番号は714-0036(笠岡郵便局管区)。当地全域の人口は581人(男性247人、女性334人)で、世帯数は300世帯[1]。
本項では当地の前身である小田郡白石島村(しらいしじまそん)についても述べる。
概要
歴史
しらいしじまそん 白石島村 | |
---|---|
廃止日 | 1955年4月1日 |
廃止理由 |
編入合併 小田郡神島外町、北木島町、真鍋島村、白石島村、浅口郡大島村 → 笠岡市 |
現在の自治体 | 笠岡市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陽地方) |
都道府県 | 岡山県 |
郡 | 小田郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
2,319人 (国勢調査、1950年) |
白石島村役場 | |
所在地 | 岡山県小田郡白石島村 |
座標 | 北緯34度24分29.0秒 東経133度31分1.7秒 / 北緯34.408056度 東経133.517139度 |
ウィキプロジェクト |
- 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制の施行により、神島外浦、白石島が合併して小田郡神島外村が発足(高島、飛島を含む)。
- 1947年(昭和24年)4月1日 - 白石島が分立して白石島村が発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 笠岡市に編入。大字白石島となる。
地勢
- 島嶼
- 白石島 - 当地唯一の有人島、小属島あり
- 梶子島 - 無人島(ただし施設があり)、小属島あり
- 沖の白石島 - 無人島
- コゴチ島 - 無人島
- 弁天島 - 無人島
- カナリ島 - 無人島、笠岡諸島最西
- 山岳
主な施設
表記がないものは白石島島内に所在している。
- 名勝・旧跡・観光施設
- 白石島海水浴場
- 先西キャンプ場
- 鎧岩
- 乳石
- 荒神社 - 大飛島
- 四社明神社 - 小飛島
- 恵比須神社
- 明釣神社
- 開龍寺
- 公共施設など
- 笠岡市役所 白石島出張所
- 白石公民館
- 白石港
- 笠岡市B&G海洋センター
- 白石島ふれあいの家
- 岡山県青少年の島 - 梶子島
- 文教
- 笠岡市立白石中学校
- 笠岡市立白石小学校
- 医療
- 白石島診療所
- 小見山歯科医院
- 郵便局
- 白石島郵便局
- 商業・団体
- 晴れの国岡山農業協同組合 白石島支店
- 笠岡市漁業組合 白石島支所
- あまのストア
- 天福商店
- 天野優美男石材工業
- 白石縫製
- 三洋汽船
- 天理教 和三分教会・白石島分教会
- 宿泊施設
文化
- 白石踊り - 賽の河原、石童丸、山田の露など、哀調を帯びた口説き唄(長編の叙事歌謡を同じ旋律の繰り返しにのせて歌うもの)で踊る優美な盆踊り[3]。男踊り、女踊り、娘踊りなど13種類の踊りがある[4]。元禄の頃を想定した揃いの着物で踊る衣装の踊りと、浴衣で踊る盆踊りとがある[5]。1930年前後に島外で披露したのをきっかけに全国的に高評価を受け[5]、岡山県三大踊りのひとつとなり、国の重要無形民俗文化財にも指定された。
脚注
参考文献
- 巌津政右衛門『岡山地名事典』日本文教出版社、1974年
- 岡山県大百科事典編集委員会編集『岡山県大百科事典』山陽新聞社、1979年
- 笠岡市『統計笠岡』平成22年版
- 『県別マップル33 岡山県広域・詳細道路地図』昭文社、2009年
- 笠岡市立白石小学校ホームページへようこそ
関連項目
外部リンク
- 笠岡諸島(おかやまの自然百選) - 岡山県