白い嵐
白い嵐 | |
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White Squall | |
監督 | リドリー・スコット |
脚本 | トッド・ロビンソン |
製作 |
ミミ・ポーク・ギトリン ロッキー・ラング |
製作総指揮 | リドリー・スコット |
出演者 |
ジェフ・ブリッジス ジョン・サヴェージ ライアン・フィリップ スコット・ウルフ バルサザール・ゲティ ジェレミー・シスト ジェイソン・マースデン エリック・マイケル・コール |
音楽 | ジェフ・ローナ |
撮影 | ヒュー・ジョンソン |
編集 | ゲリー・ハンブリング |
配給 |
ハリウッド・ピクチャーズ 日本ヘラルド |
公開 |
1996年2月2日 1996年5月18日 |
上映時間 | 129分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
製作費 | $38,000,000 |
興行収入 | $10,292,300[1] |
『白い嵐』(しろいあらし、White Squall)は、帆船アルバトロス号が白い嵐によって1961年5月2日に沈没した実際の事件をもとに書かれたチャック・ギーグ著の手記『The Last Voyage of the Albatross(邦題:白い嵐-アルバトロス号最後の航海)』を原作とした1996年公開の映画。不運なサマースクールの航海を率いたクリストファー・シェルドン船長をジェフ・ブリッジスが演じた。
あらすじ
オーシャン・アカデミーに入学したチャックは、航海訓練を目的とした船旅に出るため10人の生徒と4人のクルーとともにアルバトロス号に乗船しガラパゴス諸島を目的地とした航海に出る。道中、様々なアクシデントに見舞われながらも仲間としての絆を深めていく船員たち。しかし長い航海も帰路について終盤に近づいたメキシコ湾で、アルバトロス号は昔から船乗りたちにも恐れられているという"白い嵐"に見舞われてしまう。
スタッフ
- 監督 - リドリー・スコット
- 脚本 - トッド・ロビンソン
- 原作 - 「白い嵐ーアルバトロス号最後の航海」チャック・ギーグ著
- 製作総指揮 - リドリー・スコット
- 製作 - ミミ・ポーク・ギトリン、ロッキー・ラング
- 撮影 - ヒュー・ジョンソン
- 編集 - ゲリー・ハンブリング
- 音楽 - ジェフ・ローナ
- 視覚効果 - コンピュータ・フィルム・カンパニー
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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クリストファー・シェルドン<船長> | ジェフ・ブリッジス | 大塚明夫 |
アリス・シェルドン<船医> | キャロライン・グッドール | 塩田朋子 |
マックレア<英語教師> | ジョン・サヴェージ | 田原アルノ |
チャック/ナレーター | スコット・ウルフ | 鳥海勝美 |
フランク | ジェレミー・シスト | 平田広明 |
ギル | ライアン・フィリップ | 三木眞一郎 |
ロバート | デヴィット・ラッシャー | |
ディーン | エリック・マイケル・コール | |
ジラルド<コック> | ジュリオ・メチョソ | |
トッド | バルサザール・ゲティ | 永野広一 |
補足
- 原作者のチャック・ギーグは、実際にアルバトロス号に乗船し生還した内の一人である。彼は帰還後にこの手記を書きあげた。映画ではチャックをスコット・ウルフが演じた。
- 映画では死者は5人だったが、実際は6人の死者を出した。
- 現在ではダウンバーストという現象で知られているこの"白い嵐"は、当時はまだ解明されていなかった。ダウンバーストとは積乱雲の減衰期に発生する下降気流のうち地上に達する際に災害を起こすほど極端に強いもののことを指す。それが海上にて起こった場合を”白い嵐”と呼ぶ。詳しくはこちらを参照。
出典
- ^ “White Squall (1996)” (英語). Box Office Mojo. 2010年6月20日閲覧。
外部リンク
- White Squall - IMDb(英語)
- White Squall - オールムービー(英語)