火山砕屑物

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火山砕屑物(かざんさいせつぶつ、: pyroclastic material)とは、火山から噴出された固形物のうち、溶岩以外のものの総称。火砕物(かさいぶつ)[1]、ともいう。溶岩を含めないという点で、火山噴出物(かざんふんしゅつぶつ)とは異なる。

火山砕屑物が固まった岩石火山砕屑岩という。

分類

大別して2種類のものがある。

  • 融けていたマグマの破片であったり古い岩石の破片であったりするもの。
  • 融けていたマグマがちぎれたり粉砕されたりしてばらばらになったもの。

脚注

  1. ^ 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、63頁。ISBN 4-8181-8401-2http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi 

参考文献

関連項目

外部リンク

砕屑物と砕屑岩
粒径 (mm) 砕屑物 砕屑岩 火山砕屑物 火山砕屑岩
64 以上 礫岩 火山岩塊 火山角礫岩凝灰角礫岩
64 - 2 火山礫 ラピリストーン火山礫凝灰岩
2 - 116 砂岩 火山灰 凝灰岩
116 - 1256 シルト シルト岩 泥岩
1256 以下 粘土 粘土岩
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