演色性
演色性(えんしょく せい)は、照明と色に関する専門用語の一つ。ランプなど発光する道具・装置が、ある物体を照らしたときに、その物体の色の見え方に及ぼす光源の性質を言う。
一般的に自然光を基準として、近いものほど「良い」「優れる」、かけ離れたものほど「悪い」「劣る」と判断されるが、演色性に正確性を要求されるような専門的分野においては、数値化された客観的判断基準が設定されていることが多く、日本では演色評価数(えんしょく ひょうかすう)がこれにあたる。
演色性の客観的基準
世界
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日本
演色評価数
演色評価数とは、JIS(日本工業規格)で定められた基準光との比較の上で測定対象となる光源が、演色評価用の色票を照明したときに生じる色ずれを、指数として表したものである。 演色評価数には平均演色評価数 (Ra) と特殊演色評価数 (R9~R15) がある。
- 平均演色評価数 (Ra)
- 8色(R1~R8) の演色評価数を平均したもの。
- 特殊演色評価数