河井克夫

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河井克夫(かわいかつお、1969年4月16日[1] - )とは、日本の漫画家イラストレーター俳優愛知県豊橋市出身。立教大学文学部日本文学科卒業。

経歴

  • 立教大学在学中に劇団「パラノイア百貨店」の手伝いを始め、大人計画松尾スズキ宮藤官九郎などと出会う。
  • 1994年、大人計画部分公演「自慢⭐︎自慢」(作演出/宮藤官九郎)に出演。
  • 1995年、パルコフリーペーパー『GOMES』主催『GOMESマンガグランプリ』においてしりあがり寿賞受賞。
  • 1995年11月、『月刊漫画ガロ』1995年12月号にて「ピエール」でデビュー。以降、各媒体で漫画、イラストを描きながら舞台出演も行い、CM等にも出演。
  • 1997年、大人計画公演「ファンキー!」に出演。
  • 松尾スズキと「チーム紅卍」というユニットを組み、TVブロスでのコラム連載、漫画「ニャ夢ウェイ」制作の他、DJイベントなどにも出演。
  • 大人計画俳優、宮崎吐夢のブレーンとして、「今夜は店じまい」シリーズ、「宮崎吐夢記念館」などに作画、音楽制作、演出補などにも関わる。その他、漫画原作、舞台演出、映画脚本、webCM演出など、活動は多岐にわたる
  • 2016年6月5日豊橋市美術博物館で開催された「豊橋『描く!』マンガ家まつり~東三河のマンガ家によるトークとマンガ教室~」に大橋裕之川崎順平と共に出演し、トークショーや漫画体験イベントを行った[2]

作品

漫画

漫画(共著)

  • 「ニャ夢ウェイ」(松尾スズキとの共著、全4巻、ロッキングオン
  • 「読んだはしからすぐ腐る!」(松尾スズキとの共著、実業之日本社
  • 「お婆ちゃん!それ、偶然だろうけどリーゼントになってるよ!」(松尾スズキとの共著、東京ニュース通信社
    • 「お婆ちゃん!それ、偶然だろうけどまたリーゼントになってるよ!」
  • 「ニッポンで笑う」(松尾スズキとの共著、東京ニュース通信社)
  • 「わたしたちの好きなもの」(安永知澄上野顕太郎しりあがり寿との共著。原作担当)(エンターブレイン
  • 「金の靴 銀の魚」(市川ラクとの共著。原作担当)(KADOKAWA
  • 「女神たちと」(近藤ようこ、二宮亜子、安永知澄、原百合子、おくやまゆか、やまじえびねに原作を提供し、横浜聡子の原作を漫画化した女性作家との共作アンソロジー)(KADOKAWA)
  • 「久生十蘭漫画集」(久生十蘭の短編小説を漫画化)(KADOKAWA)
  • 「長嶋有漫画化計画」(光文社
  • 「金紙&銀紙の 似ているだけじゃダメかしら?」(枡野浩一との共著、リトルモア
  • 「うつ病九段」(先崎学のエッセイを漫画化)(文藝春秋)

映画出演

  • 恋の門(松尾スズキ監督)
  • クワイエットルームへようこそ(松尾スズキ監督)
  • FOUJITA(小栗康平監督)

映画脚本

TV出演

CM出演

  • アサヒビールエビオス
  • SEIYU
  • 全労済
  • JR東日本

その他

脚注

外部リンク