桐朋学園大学
桐朋学園大学 | |
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大学設置 | 1961年 |
創立 | 1955年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人桐朋学園 |
本部所在地 | 東京都調布市若葉町1-41-1 |
キャンパス |
仙川キャンパス(学部) 調布キャンパス |
学部 | 音楽学部 |
研究科 | (学部を基礎とする研究科は)なし |
ウェブサイト | http://www.tohomusic.ac.jp/ |
桐朋学園大学(とうほうがくえんだいがく、英語: Toho Gakuen School of Music)は、東京都調布市若葉町1-41-1に本部を置く日本の私立大学。1955年創立、1961年大学設置。大学の略称は桐朋。
伝統的にピアノ専攻、弦楽器専攻、指揮専攻、作曲専攻が有名で、小澤征爾をはじめとして優秀な演奏家を輩出している。少数精鋭の密度の高い教育を実践しており、子供のための音楽教室から大学・大学院まで一貫した体系を持つ。
沿革
桐朋学園はその前身である財団法人山水育英会が終戦時に解散し、一切を東京文理科大学、および東京高等師範学校(後の東京教育大学、現在の筑波大学)に移管したため、同校との関係が深かった。校名の「桐」は東京教育大学、同校の校章「五三の桐」に由来し、「桐の朋(とも)」を意味する。
古い世代の経歴を参照すると、短期大学出身者が多く見受けられるが、当初まだ四年制大学でなかった時代は現在の大学の前身となる短期大学(現在の桐朋学園芸術短期大学とは全くの別物)で学んだということに注意する必要がある。
- 1940年[1]
- 5月1日 山下汽船株式会社社長の山下亀三郎が陸・海軍省に対し、学校建設のための私財の寄附を申し出る
- 11月7日 財団法人山水育英会設立認可
- 1947年4月1日 財団法人桐朋学園設立
- 1948年10月 東京家政学院内にて「子供のための音楽教室」開設(1953年11月に仙川へ移転)
- 1951年
- 1月25日 財団法人桐朋学園を学校法人桐朋学園に組織変更認可(東京都より認可)
- 3月5日 財団法人桐朋学園を学校法人桐朋学園に組織変更
- 1955年4月1日 桐朋学園短期大学開学(音楽科)
- 1961年4月1日 桐朋学園大学開学(音楽学部演奏学科、作曲理論学科)
- 1963年3月31日 桐朋学園短期大学(音楽科)廃止
- 1964年4月1日 桐朋学園大学短期大学部開学(文科、音楽科)
- 1973年4月 ディプロマ・コース[2]を設置
- 1995年9月1日 桐朋オーケストラ・アカデミー開設
- 1996年4月 カレッジ・ディプロマ・コースを設置
- 1999年4月1日 桐朋学園大学院大学開設(音楽研究科演奏研究専攻)
- 2006年4月1日 音楽学部の演奏学科、作曲理論学科を音楽学科に統合・改組
- 2012年4月1日 音楽学部の演奏学科、作曲理論学科を廃止
学部・学科
キャンパス
関連施設
- 音楽部門:子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校(音楽科)、桐朋学園大学音楽学部付属図書館、桐朋学園大学院大学
- 男子部門:桐朋学園小学校、桐朋中学校・高等学校、
- 女子部門:桐朋幼稚園、桐朋小学校、桐朋女子中学校・高等学校(普通科)、桐朋学園芸術短期大学
大学関係者と組織
歴代学長
大学関係者一覧
関連項目
- 桐朋学園大学院大学 - 本学は大学院はないが(本学を基礎とする大学院はないが)、同じ法人が大学院大学を設置している
- 桐朋オーケストラ・アカデミー
- 同志社香里中学校・高等学校 - 本学の運営法人(学校法人桐朋学園)の前身である財団法人山水育英会は大阪偕行社中学校(大阪偕行社附属小学校の姉妹校)と提携することで大阪偕行社中学校を第二山水中学校として運営していたことがある。同志社香里中学校・高等学校はその後身にあたる
- 東京家政学院 - 子供のための音楽教室が最初に開設された場所である
- ゴジラ (1954年の映画) - 劇中歌「平和への祈り」で全面協力
脚注
- ^ この年の山下汽船社長の寄附の申し出の件は、2015年6月9日現在、法人のホームページにて公開されている事業報告書の沿革のページに記載されていることから、財団法人山水育英会の件については、上に記している概要との関わりから、記しておく。
- ^ 大学や高校の正規課程とは別に大学音楽学部の科目等を履修できる附属コースとして設けられた。当初はソリスト・ディプロマ、アンサンブル・ディプロマ、カレッジ・ディプロマといったコース区分はなかった。2015年6月現在、ソリスト・ディプロマ・コース(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、フルート)、カレッジ・ディプロマ・コース(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、オーボエ、クラリネット、ファゴット、サクソフォン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニウム、チューバ、ホルン、マリンバ、パーカッション、ハープ、リコーダー、フラウト・トラヴェルソ、バロック・オーボエ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・ヴァイオリン、バロック・チェロ、チェンバロ、声楽、作曲、指揮、音楽学)がある。