栄丘駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。IRishikawa521 (会話 | 投稿記録) による 2022年5月8日 (日) 08:53個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎歴史)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

栄丘駅
さかえおか
Sakaeoka
所在地 北海道紋別郡雄武町字南雄武
北緯44度32分36.6秒 東経143度0分59.2秒 / 北緯44.543500度 東経143.016444度 / 44.543500; 143.016444座標: 北緯44度32分36.6秒 東経143度0分59.2秒 / 北緯44.543500度 東経143.016444度 / 44.543500; 143.016444
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 興浜南線
キロ程 13.4 km(興部起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1948年昭和23年)7月1日[1]
廃止年月日 1985年昭和60年)7月15日[1]
備考 興浜南線廃線に伴い廃駅
テンプレートを表示
1978年の栄丘駅と周囲約500m範囲。左上が雄武方面。周囲は駅前の民家とセメント工場以外何も無い。ホームは道路側堤に接して作られた土盛りのもので、横に待合室の青い屋根が見える。防風雪の設備は無く、海からの風を真艫に受ける。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

栄丘駅(さかえおかえき)は、北海道紋別郡雄武町字南雄武にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)興浜南線廃駅)である。興浜南線の廃線(廃止)に伴い、1985年(昭和60年)7月15日に廃駅となった[1]

歴史

駅名の由来

集落名より。1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』では「この地は部落が栄えるように繁栄の『栄』と、見はらしの良い『丘』を合わせてつけられた」名称としている[2]

駅構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームと線路を有する地上駅であった[3]。ホームは、線路の北西側(雄武方面に向かって左手側)に存在した。

開業時からの無人駅であった。駅舎は存在せず、ホーム中央部分に待合所を有していた[4]

駅周辺

駅跡

2000年(平成12年)時点で、当駅の施設は全て撤去され、駅跡は跡形も無くなっている[5]2010年(平成22年)時点も同様であり[6]、原野と化している。

隣の駅

日本国有鉄道
興浜南線
沢木駅 - 〈元沢木仮乗降場〉 - 栄丘駅 - 〈雄武共栄仮乗降場〉 - 雄武駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、913頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、200頁。ASIN B000J9RBUY 
  3. ^ 宮脇俊三 編『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』原田勝正小学館、1983年7月、214頁。ISBN 978-4093951012 
  4. ^ 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、227頁。ISBN 978-4894536128 
  5. ^ 宮脇俊三 編『鉄道廃線跡を歩くVII』JTBパブリッシングJTBキャンブックス〉、1999年12月、33頁。ISBN 978-4533033766 
  6. ^ 今尾恵介 編『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』JTBパブリッシング、2010年3月、25頁。ISBN 978-4533078583 

関連項目