拓殖大学陸上競技部
拓殖大学陸上競技部(たくしょくだいがくりくじょうきょうぎぶ)は拓殖大学麗澤会体育局の陸上競技チーム。関東学生陸上競技連盟所属。関東インカレでは2部に所属。2010年から亜細亜大学OBで元同大学陸上競技部監督の岡田正裕が監督を務めている。
沿革
- 1921年 - 4月創部。
- 1928年 - 関東インカレ3種目で優勝。
- 1933年 - 第14回箱根駅伝初出場。
- 1948年 - 第24回箱根駅伝出場。
- 1958年 - 部が自然消滅する。
- 1965年 - 陸上同好会として再発足。
- 1967年 - 陸上競技部として復活。
- 1970年 - 第46回箱根駅伝出場。
- 1979年 - 第55回箱根駅伝シード権獲得。
- 1997年 - 第73回箱根駅伝出場。
- 1997年 - 全日本大学駅伝出場。
- 1998年 - 第74回箱根駅伝シード権獲得。
- 1998年 - 出雲駅伝初出場。
- 1998年 - 全日本大学駅伝出場。
- 1999年 - 第75回箱根駅伝出場、1区と7区にて区間賞獲得。
- 2001年 - 第77回箱根駅伝出場、5区にて区間賞獲得。
- 2011年 - 第87回箱根駅伝シード権獲得。
- 2014年 - 第90回箱根駅伝シード権獲得。
箱根駅伝
初出場は戦前の第14回大会(1933年)であり、終戦直後に大学名が紅陵大学と改称されていた時期にも2度出場している。一度陸上競技部が自然消滅していたこともあり、50年代から60年代にかけて長らく出場していなかったが、部が再興された後の第46回大会(1970年)で15年振りに出場を果たす。第60回大会(1984年)の出場を最後に再び長らく不出場が続いたが、大東文化大学OBの米重修一を監督を招聘し強化に乗り出した結果、第73回大会(1997年)で14年振りに出場した。2000年代に入ってからは予選会で僅差の次点に泣くことも数度あった。2010年から亜細亜大学を初優勝に導いた岡田正裕を監督に招聘し、ケニアからの留学生を加入させるなど、飛躍を図っている。第75回大会4区で大ブレーキに泣いた小林史和はその後奮起し、1500Mの日本記録を樹立している。練習拠点は八王子市。たすきの色はオレンジ。
「箱根駅伝の記録一覧#歴代本戦出場校一覧」も参照
主な出身者
- 小林史和 - 2002年に1500m走で日本男子記録を樹立
- 藤原新 - JR東日本-レモシステム-東京陸協-ミキハウス所属。2009年世界陸上ベルリン大会・2012年ロンドンオリンピック日本代表(各男子マラソン)、2008年・2010年・2012年東京マラソン各2位、2015年防府読売マラソン優勝
- 高田千春 - JR東日本所属。2009年北海道マラソン6位・2010年福岡国際マラソン4位
- 中本健太郎 - 安川電機所属。2012年ロンドンオリンピック6位入賞、2011年世界陸上大邱大会10位、2013年世界陸上モスクワ大会5位(各男子マラソン)、2013年別府大分毎日マラソン2位
関連項目
外部リンク