扁平雲
山沿いに現れた扁平雲 | |
略記号 | hum |
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雲形記号 | 、、 |
種 | 扁平雲 |
高度 | 地上付近~約2,000 m |
特徴 | 綿状、雲のてっぺんが平ら |
降水の有無 | なし |
扁平雲(へんぺいうん、Humilis)とは、積雲に見られる雲種の1つ。扁平積雲ともいう。積雲は発達の過程で3つの雲種に分類されるが、扁平雲はそのうち最初の段階である。でき始めてすぐの積雲に見られることが多く、雲頂(雲のてっぺん)が平らであることが特徴。
"Humilis"はラテン語で「低い、小さな、わずかな」といった意味があり、これにちなんで名づけられた。
積雲ができ始めてすぐに水平方向の強い風が吹くと、扁平雲が長くその形をとどめることがあるが、ほとんどはすぐに雲頂が盛り上がってきて次段階の並雲になる。積雲は上昇気流によってできるため、すぐに雲頂が上昇していくためである。