志々目徹

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獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
世界選手権
2015 アスタナ 60kg級
グランドスラム
2016 パリ 60kg級
2010 東京 60kg級
2014 東京 60kg級
2013 東京 60kg級
2015 東京 60kg級
アジア大会
2014 仁川 60kg級
ユニバーシアード
2011 深圳 60kg級
世界ジュニア
2009 パリ 55kg級
2010 アガディール 60kg級

志々目 徹(ししめ とおる、1992年3月8日 - )は、宮崎県都城市出身の日本柔道選手。階級は60kg級。身長161cm。血液型はA型。組み手は左組み。得意技は内股[1]。妹は52kg級で活躍している志々目愛[2]。現在は了徳寺学園職員[3]

人物

柔道は4歳の時に財部柔心館で始めた。毎日練習があり、家に帰っても父親との稽古を積む日々であった[1][4]。庄内中学3年の時に全国中学校柔道大会 55kg級で2位となった。宮崎日大高校3年の時にはインターハイで優勝した。その後、世界ジュニアに新設された55kg級に出場して初代チャンピオンとなった[5]日本体育大学体育学部武道学科に進学後、全日本ジュニアの60kg級では3位に留まるが世界ジュニア代表に選出されて、世界ジュニアでは昨年に続いての優勝を果たして2階級制覇を達成した[6]講道館杯ではオリンピック3連覇の野村忠宏に2回戦で一本勝ちするものの、その後敗れて5位に終わる。2012年全日本柔道体重別選手権大会準優勝、決勝戦対平岡選手に指導2により判定負けロンドン五輪日本代表選手には選出されなかった。

2014年2月のグランプリ・デュッセルドルフでは、準々決勝でロンドンオリンピックチャンピオンであるロシアのアルセン・ガルスチャンに一本勝ちするなどして決勝に進むと、大島優磨を指導2で破って優勝を飾った。9月のアジア大会では3位に終わった[7]。12月のグランドスラム・東京では2位にとどまるも、前年に続いて妹の愛とともにメダルを獲得した[8]

2015年2月にはグランプリ・デュッセルドルフで昨年に続いて2連覇を飾った[9]。4月の選抜体重別では決勝で大学の1年先輩であるパーク24木戸慎二に指導3で敗れて2位にとどまったものの、世界選手権代表に選出された[10]。8月の世界選手権では準決勝で地元カザフスタンのエルドス・スメトフに有効で敗れるも、3位決定戦でロンドンオリンピック銅メダリストであるブラジルのフェリペ・キタダイに一本勝ちして3位になった [11][12]。12月のグランドスラム・東京では3位だったが、今大会3年連続で妹とともにメダルを獲得した[13]。 2016年2月のグランドスラム・パリでは決勝でアゼルバイジャンのイルガル・ムシキエフを有効2つを取って優勝を飾った[14]。4月の選抜体重別では決勝で国士館大学4年の大島優磨を有効で破って優勝するも、リオデジャネイロオリンピック代表には選出されなかった[15]

IJF世界ランキングは930ポイント獲得で、12位(16/5/2現在)[16]

戦績

(出典[1]JudoInside.com)。

脚注

外部リンク

  • 志々目徹 - JudoInside.com のプロフィール(英語)