少年魔法士
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『少年魔法士』(しょうねんまほうし THE YOUNG MAGICIAN)は、なるしまゆりによる日本の漫画作品、およびそれを原作としたドラマCD。『月刊ウィングス』(新書館)において、1995年11月号から連載されている。
あらすじ
第一部 香港ジャック・ザ・リッパー
1巻 - 2巻。カルノとローゼリットは、グィノー家の裏切り者、アーネスト・藍・グィノー征伐のために香港へとやってきた。
第二部 破幻の眼
2巻 - 5巻。高校生・敷島勇吹は、バイト先のコンビニで偶然カルノと出会う。神聖騎士団が『神霊眼』を持つ異能力者を探すために、カルノを連れ日本に来ていたのだ。
第三部 パッションフラワーズ・ブルー
6巻 - 7巻。
第四部 春の蝸牛
8巻。ロバート・ブラウニングの詩「春の朝」をモチーフとした章。
第五部 アエトニキ事変
9巻 - 15巻。
インターバル 魂の腫瘍
15巻。
最終章 THE NEOPLASM(ネオプラズム)
15巻 - 。
登場人物
主要登場人物
- 敷島 勇吹(しきしま いぶき)
- 声:金丸淳一
- 日本の高校生。16歳。酒好き。大らかで明るく、掴みどころの無い少年。千年に一度、出現するかどうかの強力な神霊眼を持って生まれた。神道、陰陽道、道教の術を使う。魔法使いとしての勉強や修行は全くしておらず、亡き母親・笹雪の書き残した呪法をそのまま実行し、出来てしまっているだけである。
- 第二部 破幻の眼
- 神社のお神酒を隠れて飲んでいたところ、ナギに訪ねて来られる。
- インターバル 魂の腫瘍
- カルノ・グィノー
- 声:石田彰
- 赤毛、紫の瞳の美少年。17歳くらい。肉好き。好戦的で粗暴で頑固な性格。本名はリージェスだが、5歳以前の記憶は無い。5歳の時、家族と居たところを悪魔に襲われ、高次生物と家族の惨殺死体を同時に目撃したため「自分が高次生物を見えたせいで家族が死んだ」と思い込み、無意識に高次生物や魔法を知覚しないようになる。同時に、家族達を殺した悪魔がカルノの魂と融合し、魂のキメラとなった。自分の魂に悪魔が混り、正常な人間で無いことは知らされているが「自分は自分だ」と言い切る強固な意志を持ち続ける。
- その後、悪魔喰いの能力の珍しさゆえに、なかば研究材料としてグィノー家に引き取られて育つ。グィノー家の大魔女・ローゼリットの形式上の弟であり弟子となり、12年間、風使い(アエロマンサー)候補として修行を積む。一緒にいる内にローゼリットを「永遠の女」と愛するようになった。ローゼリットに「カッコイイ」と言われるような男になろうとし続けている。
- 高次生物からは「悪魔」と認識される。魔法使いにも気配だけでは人間か悪魔かの判断がつかない。他にも、縛魔の魔法が効いたり、悪魔の結界内においてカルノの言葉が「悪魔の話す言語」として誰にでも通じるなど、魂に悪魔が融合していることによる事態が起こる。
- 第一部 香港ジャック・ザ・リッパー
- グィノー家の裏切り者・藍の凶行により、香港で7人目の被害者が出ようとしていた時、ローゼリットに呼ばれ香港へ行く。藍と対決している最中、自分の魂に悪魔が融合した時のことを思い出し、さらにローゼリットが死ぬ絶望も加わり、魂の中の悪魔を制御出来なくなり、暴走し始める。融合していた悪魔の魔力が「力の翼(エーテルウィング)」となり二対の翼がカルノの背中にはえ、超高温でビルを溶かすほどの力を出す。自分が「何」なのか混乱し、自己を保てなくなるが、ローゼリットにより暴走は収まる。
- 第二部 破幻の眼
- グィノー家を放逐され、リチャード・ハイマンの管理下に置かれる。
- 第四部 春の蝸牛
- レヴィから、カルノの本質は他人よりもずっとずっと強い光であり、魂が悪魔と融合しても自らの強烈な輝きによって己を失わずにいる、と諭される。
- インターバル 魂の腫瘍
- キタブ・エル・ヒクメトの「骸骨寺」を喰った為、自我とは関係なく急激に大量の情報を身に付け、魔法使いとしてのレベルが急速に上がってゆく。
- 自分の魂に溶け込んだレヴィの、ナギとの契約を用いてナギを呼び出す。その時、魂の中のレヴィの記憶に触れ、アークがレヴィの魂をカルノに喰わせ、レヴィもそれを望んだことを知る。カルノがアークと戦う力を得るため、今後も高次生物や魂を喰い続けていく為には、カルノの自我が崩壊しないように、レヴィの「混じり気無くカルノの幸福を願う想い」が、魂の内側からカルノを守り支える為に必要だったのだ。
- アークから勇吹を守るため、ナギの戦う力を欲し、ナギと契約する。
- レヴィ・ディブラン
- 声:林延年
- 異名“奇跡のレヴィ”
- 異能力 - 人間を不死の肉体に出来る
- 能力 - 現役の魔法使いの中で屈指の結界の使い手
- 26歳。元・神聖騎士団の最高祭司。表面的には気さくで爽やかだが、内面には強靭な意思と老獪さを持っている。神聖騎士団から抜け出す力を得るため、ナギと契約した。ナギに名前は付けず「姫」と呼び、「ナギとの情愛を信じない自分は自分では無い」というほど盲目的に愛している。勇吹とカルノに普通の人生を送り幸せになって欲しいと思っている。
- 敷島 勇歌(しきしま ゆうた)
- 声:南央美
- 勇吹の弟。13歳。かなり感度の高い霊能者で様々なものが見えてしまう。実家の周りに霊が出ると感応し、熱が出て寝込むことが度々ある。悪魔・サムソンが勇吹の身辺を見張っている気配に気付いていた。
- ナギ
- 声:久川綾
- 能力 - 全知全能に近い
- 天使でも悪魔でもない強力な高次生物。三対の巨大な翼を持つ。700歳くらい。その翼と気配の印象から “鳥”と形容される。人間でナギと対等に戦えるかもしれない相手は人王のみ。誕生してから認識した全ての事象と感情を、細部に至るまで記憶している。“人間と契約し、それを永遠に記憶し誠実に守ること”を自分のルールとしている。最初の契約者・アークが700歳くらい前に言った「永遠に持ち続ける価値がある気持ちは何か考え、いつかそれを教えてくれ」との望みの答えを今も考え続けている。現在はアーク、レヴィ、カルノと契約している。アークの本当の目的を知る唯一の存在。
- 第一部 香港ジャック・ザ・リッパー
- 香港に出現し、カルノの暴走とローゼリットの死に様を見ていた。
- 第二部 破幻の眼
- 強力な神霊眼を持つ勇吹にコンタクトし始める。
- インターバル 魂の腫瘍
- 契約者であるレヴィの魂が混じっているカルノの呼びかけに応え、勇吹とカルノの元へ出現する。その時、レヴィの魂の記憶がカルノには見え、その情景の中でナギは、アークがレヴィの生首をナギに与えるために、レヴィを殺すところを見詰めていた。アークから勇吹を守るための戦闘力を必要とするカルノと契約し、カルノの使い魔となる。
- 最終章 THE NEOPLASM
- 契約者・カルノの性格をオウムのように反映し、わざとカルノの嫌がる(ローゼリットを想起させる)金髪の幼女の姿をとり続け、何事をも嘲り笑うような露悪的な口調や態度になる。
- プリチー ナギちゃん
- ナギが自らの一部を切り分けて作ったミニチュアのナギ。ナギがアークの元に戻る前、カルノに強引に喰わせた。普段はカルノと一体になっており、たまにカルノの心に出現しアドバイスを行う。ナギと同じ知識と意思を持ち、必要な時にカルノから分離し、勇吹とカルノに重要な情報を伝える。
- アーク
-
- 異能力 - 神霊眼
- 能力 - 72の英霊を使役し万能
- 当代の人王。700歳くらい。ナギより半年ほど年上。炎を好む。15歳の頃、偶然出会ったナギを使い魔とし、一年間ほど行動を共にしていた。ナギの最初の契約者であり、“アイディーリア”と名付け愛していた。人王となった後、自ら入る牢獄に結界をかけ、自分だけでは壊せないよう封印した。稀代の悪魔喰い・カルノと、強力な神霊眼を持つ勇吹とがこの世に揃ったことで行動を開始する。
- 第五部 アエトニキ事変
- 幾人もの世界有数の占者に「人王が死ぬ」との偽りの予言を出させた。
神聖騎士団(ホーリーナイツ)
- リチャード・ハイマン
- 声:森川智之
- 31歳。レヴィの幼なじみ(学友頭)。神聖騎士団のホープ。雷の魔法攻撃を得意とする。過去、悪魔と融合し凶暴化していた5歳のカルノを偶然見つけ、神聖騎士団に連れ帰った後、グィノー家に引き渡した。
- 第二部 破幻の眼
- 東京近辺で、悪魔が神霊眼を持つ人間を見つけたとの情報を得て、カルノも連れて神霊眼を持つ人間を探し捕獲するために日本へ行く。
- レディ(貴婦人)・アンヌ
- 声:島本須美
- 能力 - 弱い神霊眼
- レヴィの母親。神聖騎士団のカリスマとして崇拝されている。レヴィの“奇跡”によって不死の体となっている。
- アンヌの造ったレヴィ
- 本物のレヴィの死後、アンヌがレヴィのクローンを材料にし、神霊眼の力で心霊遺伝子もレヴィと同じに造った子供。6歳くらいの肉体に育っている。騎士団総長の座を引き継ぐ。
- シモン・ド・ランデール
- マレシャル(軍務長官)。レヴィの“奇跡”によって不死の体となっている。
- ギョーム・ザブレー
- 祭司長。
- ディブラン
- 騎士団総長(グランメートル)。レヴィとアンヌを神聖騎士団に迎え、レヴィに「ディブラン」の名字を与えた。
- 最終章 THE NEOPLASM
- アークに恭順の意思を持ったため、アンヌとランデールに率いられた神聖騎士達によって殺害された。
グィノー家
血縁ではなく、魂の誓いで結ばれ、形式上の兄弟となる一家。カルノは十数年ぶりに迎えられた一番新しい弟。
- ローゼリット・グィノー
- 声:樋口雅子
- 風使い(アエロマンサー)。グィノー家きっての魔法使い。カルノの形式上の姉。高齢だが、10歳くらいで体の成長が止まっている。グィノー家にスカウトされ、身内も友人も捨てて魔法使いとなった。勝ち気で前向きな性格の反面、成長しない体の終わりを望むほど疲れている。藍に致命傷を負わされても、生への執着を持つことは無かった。カルノとの関係性の中に、生きる誇りを見い出し、彼を「至上の男」と想い愛するようになっていた。
- 第一部 香港ジャック・ザ・リッパー
- 藍と和解しようと香港へ会いに行ったが、藍に「内蔵占い」の6人目の占具にされ致命傷を負わされてしまう。臓腑を灰で作った魔法の模造品で補い、数日間の余命を得る。その数日間をカルノへの最後の修行にあて、藍と対決させた。命の無くなる最後の夜、カルノに「友達探しなさいね」と言い、それがカルノを強く成長させてゆく。
- アーネスト・藍(ラム)・グィノー
- 声:古澤徹
- 10年以上前にグィノー家を見限り、グィノー家の秘占の多くを世俗に漏らした。グィノー家からは裏切り者扱いされている。香港で女性をグロテスクな死体にしていたため「香港ジャック・ザ・リッパー」と呼ばれる。古代エトルリアの占術を蘇らせた「内蔵占い(スプランクノマンシー)」を使い、占具にした女性の肉体で香港の未来を占っていた。水の魔法を使う。ローゼリットとは古くからの友人であったが、再会した彼女を「内蔵占い」の占具にし、致命傷を負わせた。最愛の友であるローゼリットが、長い年月、宿命を受け入れつつも気丈に自分らしく生きようとする様を哀れに思い、永遠に幼女のまま成長しない体から解放させたのだった。
- シャーロック
- 声:佐々木望
- 藍の従者。精霊ドリュアドと契約している。ドリュアドの力を借り、眠らせた人間を操ったり、心に隠された弱みを暴き、幻を見せたり出来る。
- 大兄
- グィノー家のリーダー。「人王が近々死ぬ」という予言を出した後、ほとんどの魔法能力を失い自殺した。肉体を捨て、グィノー家の兄弟達の助けをする目的で霊となったのだった。
東海三山
- セシル・ラフィトウ
-
- 異名 “紅雲麟(ホアンユンリン)”/“ルージュのラフィトウ”/“南アジアの秘花”
- 異能力 - いかなる状況下でも植物を意のままに操れる
- 22歳くらい。東海三山蓬莱の女仙。巨乳で美乳。次代の人王の最有力候補と噂されるほどの実力がある。どの様な条件下でも五行思想の「木」の気が味方をする。しかし五行思想の「木」に対応する色は「青」だが、なぜラフィトウの二つ名が「紅(ルージュ)」なのかは不明である。
- キタブ・エル・ヒクメトのシェーラと親しい。神聖騎士団を抜けたレヴィと接するうちに、次第に彼に惹かれてゆく。
- 第二部 破幻の眼
-
- 第五部 アエトニキ事変
- 勇吹の“導き手”に立候補する。
キタブ・エル・ヒクメト
- シェーラザート・ユタン
-
- 異名 “ペルシャの剣(シミター)”
- キタブ・エル・ヒクメトの代表。
- シェーラの父
- ネクロマンサー。
- ユーハ・ノーキー(優羽)
- キタブ・エル・ヒクメトの新入り。日本人。霊能少女。
その他
- モニカ
- 声:山口由里子
- 故郷よりも雇用条件の良い香港で、住み込み家政婦をしている若いヒィリピン女性。藍に占具の一人として目を付けられていた。ローゼリットとカルノに囲まわれ、助けられる。
- 病院に入院中の老婆
- 悪魔・サムソンの誘惑に応え、勇吹を手に入れる協力をする。
勇吹の家族
家族思いの絆の強い一家。「北山の周りで、俯いて歩いている人を見かけたら、決して声をかけてはいけない」との家訓がある。あの世に渡ろうととしている霊や、迷っている霊が北山に来るからである。
- 敷島 笹雪(しきしま ささゆき)
- 勇吹の母。既に亡くなっている。高い霊能力の持ち主だった。勇吹の天与の才能を見抜き“イブキ”と名付けた。
- 敷島 建明(しきしま たてるあき)
- 声:藤本譲。
- 勇吹の祖父。勇吹の家の裏手の小山・北山にある北守神社の神主。
- 敷島 勇(しきしま いさむ)
- 声:島香裕
- 勇吹の父。歯科医で自宅の隣に「敷島歯科」を開業していた。アークによって家ごとヒマラヤ山脈に移され死亡した。
- 敷島 真理子(しきしま まりこ)
- 声:山本百合子
- 勇の後妻で、勇吹たちの義理の母。33歳。敷島勇と結婚しようとした時、いきなり三人の息子の母親になってしうことに多大な不安を持ったが、勇吹に会ったとたん、全ての不安を消し去る安心感を得た。職業「敷島歯科」の受付。敷島勇と共にアークによってヒマラヤ山脈に移され死亡した。
- 敷島 功勇(しきしま いさお)
- 勇吹の兄。北海道の大学へ進学し実家には居ない。父親によく似た男気のある性格。
悪魔
- サムソン
- 髪の毛の形をした強力な悪魔。神霊眼を持つ勇吹を見つけ、病院に入院中の老婆を利用し、自らの結界内と化させた病院に勇吹を運び入れた。勇吹とカルノに撃退された。
- アミィ
- 人王に仕える58番目の精霊。10個のソロモンの指輪のうち、カルノに渡った“G”の指輪に所属するため、アークではなく、勇吹を主と判断し仕えることにした。
用語
- 魔法
- 通常の魔法は四大要素とエーテルの組み替えで行われる。
- 魔法使い
- 尋常ではない心霊遺伝子を持って生まれ、魔法使いとしての才能を持つ人間を、魔法使い団体が団体内に迎え、魔法使いとして育てる場合もある。
- エーテル
- 地、風、火、水の四大要素に加わり、物質世界の自然現象を作る第五要素。
- 高次生物
- 四大要素(地、風、火、水)ではない人間の知覚範囲を超えた第六要素以上の高次要素に、第五要素エーテルが加わって出来る生物。天使、悪魔など。
- 心霊遺伝子
- 古くから魔法使いの間で、体の遺伝子に似たものが魂に存在するとされてきた。体のものより複雑で数多い組み合わせを持つ、魂の設計図である。これにより特異な能力を持つ人間が現れることがある。霊能の強い人間や、異能力者。
- 悪魔喰い
- 魂がヌードマウス的状態でいる稀少な人間。普通の人間なら、魂にも肉体と同じく免疫のようなものがあり、「他人の霊に乗り移られた人間」や「悪魔に取り憑かれた人間」に対して除霊や退魔が行える。普通の人間は魂の状態でも、自己は他者を拒絶し混じることは無い。しかし「悪魔喰い」は、魂の免疫機能のようなものが無く、自己と異質物との区別がつかないまま無条件で何とでも融合する。
- 受肉
- 神霊眼
- 究極の呼吸法
- ネクロマンシー
- キタブ・エル・ヒクメトの「骸骨寺」
- “伝えようとする意思”、“記録しようとする意思”にまとめられた魂で造られている。
- 人王
- 代々受け継がれてきた役目。72の英霊を継承し、万能と言われる魔法使い。10個で一組のソロモンの指輪を持ち、指輪のそれぞれに72の英霊が所属している。72の英霊が解放されれば世界が滅亡すると伝えられている。その力の巨大さゆえに現世に干渉しない。人王になる絶対条件は強力な神霊眼を持っていること。
ドラマCD
- 少年魔法士 破幻の眼 Vol.1
- 1999年10月、avex traxより販売。収録時間52分。脚本:中島瑞季、音楽:高野ふじお。
- 序章
- 敷島の家
- 北山の酒盛り
- 2人の少年
- それぞれの筋書き
- うつむく人
- 蝶 歌:大賀埜々
- 少年魔法士 破幻の眼 Vol.2
- 1999年11月、avex traxより販売。収録時間52分。
- 真夜中のコール
- 悪魔
- 光粘土
- エーテルの眼
- 妬心の行方
- 寄り道
- 蝶 歌:大賀埜々
- 少年魔法士 破幻の眼 Vol.3
- 1999年12月、avex traxより販売。収録時間46分。
- 暗殺者
- 呪文と呪縛
- 少年と悪魔
- NEVER MORE
- 終章
- Yakiniku