小松寺 (南房総市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。60.80.113.2 (会話) による 2022年6月11日 (土) 00:49個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

小松寺
所在地 千葉県南房総市千倉町大貫1057
位置 北緯34度58分6.1秒 東経139度54分36.5秒 / 北緯34.968361度 東経139.910139度 / 34.968361; 139.910139
山号 檀特山
宗派 真言宗智山派
本尊 薬師如来
創建年 伝・718年(養老2年)
開山 伝・役小角
札所等 安房国札三十四観音霊場26番
東国花の寺百ヶ寺千葉13番
文化財 銅造十一面観音坐像(国の重要文化財)ほか
法人番号 7040005015504 ウィキデータを編集
テンプレートを表示

小松寺(こまつじ)は、千葉県南房総市千倉町大貫にある、真言宗智山派の寺院。山号は檀特山。本尊は薬師如来

概要

寺伝によると、文武天皇代に役小角が草庵を建てたのが始まりという。718年(養老2年)役小角の古蹟を調べ、巨松山檀特寺と称し創建する。831年(天長8年)円仁山王権現を祀り、天台宗となる。920年(延喜20年)小松民部正寿は七堂伽藍を建立し、檀特山小松寺と改める。寺領500石を寄進する。1374年(応安7年)高階吉正は梵鐘を寄進する。1590年(天正18年)里見義康は寺領53石を寄進する。

文化財

銅造十一面観音坐像(重要文化財)

重要文化財(国指定)

千葉県指定文化財

  • 梵鐘 - 応安7年銘(1374年)
  • 木造薬師如来立像

南房総市指定文化財

  • 不動明王立像

本節の出典:「歴史・文化財」(南房総市サイト、2019年6月2日閲覧)

交通アクセス

隣の札所

安房国札三十四観音霊場
25 真野寺 -- 26 小松寺 -- 27 住吉寺

外部リンク