小峰隆夫
小峰 隆夫 (こみね たかお) | |
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生誕 | 日本・埼玉県 |
研究分野 | 日本経済の実証分析 |
研究機関 | 法政大学大学院政策創造研究科 |
出身校 | 東京大学経済学部(学士) |
プロジェクト:人物伝 |
小峰 隆夫(こみね たかお、1947年(昭和22年) - )は、日本のエコノミスト、元官僚。法政大学大学院政策創造研究科教授。 国土交通省国土計画局長、経済企画庁経済研究所長などを歴任した。
来歴
埼玉県出身。東京大学経済学部卒業後、経済企画庁に入庁。総合計画局審議官、経済企画庁経済研究所長を経て、1998年(平成10年)物価局長、1999年(平成11年)調査局長。 2001年(平成13年)国土交通省国土計画局長に転じ、2002年(平成14年)に退官。 退官後は法政大学教授を務める。
略歴
- 1968年(昭和43年) 国家公務員採用上級甲種試験(経済)合格
- 1969年(昭和44年) 東京大学経済学部卒業
- 1969年(昭和44年) 経済企画庁入庁
- 経済企画庁長官官房秘書課課長補佐
- 1984年(昭和59年)11月1日 経済企画庁調整局調整課市場開放問題苦情処理対策官兼調整局国際経済第一課付
- 1985年(昭和60年)8月16日 公正取引委員会事務局経済部調査課長
- 日本経済研究センター主任研究員
- 1989年(平成元年)7月1日 経済企画庁調整局国際経済第一課長
- 1991年(平成3年)6月14日 内閣官房内閣外政審議室内閣審議官併任内閣総理大臣官房参事官
- 1993年(平成5年)1月10日 経済企画庁長官官房付
- 1993年(平成5年)1月14日 経済企画庁調査局内国調査第一課長
- 1994年(平成6年)8月22日 経済企画庁長官官房付
- 1994年(平成6年)9月27日 国土庁長官官房審議官(地方振興局担当)
- 1996年(平成8年)6月21日 経済企画庁総合計画局審議官
- 1997年(平成9年)7月1日 経済企画庁経済研究所長
- 1998年(平成10年)6月23日 経済企画庁物価局長
- 1999年(平成11年)7月21日 経済企画庁調査局長
- 2001年(平成13年) 国土交通省国土計画局長
- 2002年(平成14年)7月16日 内閣府大臣官房、辞職
- 2003年(平成15年) 法政大学教授
主張
日経ビジネスオンライン「「ひどいスタートを切った」復興への第一歩 ODAの削減は許されるのか」[1]に於いて
「そんな中で日本が援助予算を復興のために削ってしまうのは、私から見れば信じがたい政策である。」「震災のためと言えば、援助額を減らされても途上国は批判しにくいだろう。しかしそれは確実に日本の友人を減らすだろう。」「私は、国にも矜持というものがあるのだと思う。そして私は、日本がこれまで教育と人を重視するという意味で、将来世代を大切にする国であり、自らが自力で先進国への仲間入りを果たした経験を持つ立場から、これからキャッチアップを始めようとする国を支援する意思が強い国であると信じ、それが日本の矜持なのだと考えてきた。震災という悲劇の中で、その矜持がなし崩し的に消えて行くのを見るのは、私にとってもう一つの大きな悲劇である。」と主張している。