奥田弦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Haya haya haya (会話 | 投稿記録) による 2015年11月10日 (火) 07:01個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

奥田 弦(おくだ げん、2001年10月10日 - )は、日本ピアニスト作曲家編曲家。所属事務所はオフィス・トゥー・ワン

埼玉県生まれ[1]。3歳でおもちゃのピアノで遊び始め、楽譜の読み方を父に教わる[2]。5歳のときに毛呂山町に転居すると、居間に置かれたピアノで熱心に練習するようになり[2]、映画『アマデウス』にて、モーツァルトが5歳で作曲を始めたことを知り、自分も始める。ほぼ独習で演奏法を身につけ[3]、さらに作曲もはじめた[1]。6歳でビル・エバンスを聴いたのをきっかけに、もっぱらCDを聴くことを通してジャズに傾倒してゆき[3][4]オスカー・ピーターソンに憧れるようになった[2]。その後、7歳でソロコンサートを開き、8歳のときに3か月間だけ、ピアノ教師の指導を受け[1]2010年から各地の会場でコンサートを開催するようになり[2]2011年には地元の毛呂山町のほか、川越市兵庫県香美町でもコンサートを行なった[4]。数々のjazzフェスにも登場。サッポロシティージャズ旭ジャズグリーンティージャズフェスティバルサマージャズ東京ジャズなど。三井ホール山形テルサホール神戸オリエンタル劇場アクロス福岡皆野町文化会館、他多数のホールで全国演奏。

この間、2010年6月16日に『天才てれびくん』(NHK)に出演し[2]、さらに、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『世界1のSHOWタイム〜ギャラを決めるのはアナタ〜』(日本テレビ)、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS)などのテレビ番組にも出演した[4]

2011年12月21日に、史上最年少の9歳でメジャーデビュー・アルバム『奥田弦』がリリースされた。内容は、ラグタイムジャズスタンダードナンバーなどを中心としているが、奥田の自作曲も収録されている[4][5]

同年、ジャズジャパンアワードを受賞[6]

2014年、史上最年少の12歳でJASRACのメンバーとなる[6]
2015年、題名のない音楽会の作曲大喜利でアドリブで作曲をし優勝。

ディスコグラフィー

アルバム


作曲

*「北斎」「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」テーマ曲
*「アジアの空」『アジアン・タイムズ』エンディングテーマ
*「星地図」「久米宏・未来への伝言 ~ニッポン100年物語~」エンディングテーマ



出典・脚注

  1. ^ a b c ヤマハ銀座で小学生の奥田弦がジャズピアノライブ”. 銀座新聞ニュース (2012年2月14日). 2012年7月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e タレント名:奥田弦”. ヤッピータレントブック/Hancruz. 2012年7月5日閲覧。
  3. ^ a b 村野英一 (2012年1月24日). “(ひと)奥田弦さん デビューCDを発表した小4のジャズピアニスト”. 朝日新聞(朝刊): p. 2  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  4. ^ a b c d 9歳の奥田弦くん、遂に『奥田弦』でデビュー”. グローバル・プラス (2011年12月11日). 2012年7月5日閲覧。
  5. ^ 奥田弦”. ポニーキャニオン. 2012年7月5日閲覧。
  6. ^ a b 14歳のジャズピアニスト、天才のプレッシャーを「楽しんでる」”. ORICON STYLE (2015年11月8日). 2015年11月9日閲覧。

外部リンク