太東岬
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(太東崎から転送)
太東岬 | |
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太東岬から九十九里浜を望む | |
場所 |
日本 千葉県いすみ市 |
座標 | 北緯35度18分29.4秒 東経140度24分46.7秒 / 北緯35.308167度 東経140.412972度 |
標高 | 68.8 m |
全長 | 4.5 km |
地質 | 砂質凝灰岩 |
太東岬(たいとうみさき)は、千葉県いすみ市の九十九里浜南端リアス式海岸に位置する岬である。南房総国定公園に指定されている。岬には太東埼灯台が屹立する。別称は太東埼(たいとうざき)、愛称は恋のヴィーナス岬[1]。
概要
[編集]房総丘陵東端の砂質凝灰岩からなり、標高は約10メートルから最高68.8メートルある[2]。起伏に富んだ海岸延長は4.5キロメートルあり、太平洋まで断崖絶壁となっている[3]。海食崖と海中の岩礁に砕ける荒波の雄大な風景は北側に位置する九十九里浜の景観と好対照となっている。
岬の周辺は公園として整備されている。北側には刑部岬から九十九里浜が弓なりに連なっており、太東漁港がある。南側には夷隅川の河口と大原の町並みが見える。南端の砂浜には日本で最初の国の天然記念物に指定されている太東海浜植物群落がある[4]。
歴史
[編集]江戸時代は現在より数キロメートル海に突き出ていたという。元禄大地震と海蝕により現在の姿になった。戦時中は要塞として利用され、軍事施設が建てられたが、戦後撤去され、その土台のほとんどは岬の浸食により海中に没した。現在は少し奥まった位置に太東埼灯台が建てられている。
周辺施設
[編集]交通
[編集]公共交通機関
[編集]自動車
[編集]脚注
[編集]- ^ “太東埼灯台が立地する千葉県いすみ市を「恋する灯台のまち」と認定! (2019年7月1日)”. 海と日本PROJECT【日本財団】. 2022年8月23日閲覧。
- ^ “太東崎灯台 - いすみ市観光協会”. www.isumi-kankou.com. 2019年8月1日閲覧。
- ^ 千葉県観光物産協会. “太東岬”. まるごとe! ちば -千葉県公式観光物産サイト-. 2019年8月1日閲覧。
- ^ “太東海浜植物群落|いすみ市”. www.city.isumi.lg.jp. 2019年8月1日閲覧。