大阪人権博物館

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大阪人権博物館
Osaka Human Rights Museum
地図
施設情報
専門分野 人権
管理運営 公益財団法人大阪人権博物館
開館 1985年(昭和60年)12月
所在地 556-0026
大阪府大阪市浪速区浪速西3-6-36
外部リンク 大阪人権博物館
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大阪人権博物館(おおさかじんけんはくぶつかん)は、大阪府大阪市浪速区にある人権に関する大阪府の登録博物館。愛称はリバティおおさか。運営は公益財団法人大阪人権博物館。日本全国で見られる同和対策事業の一つ。

被差別部落、在日コリアン、公害被害者、ハンセン病患者、薬害被害者などの史料を展示していた。

2017年3月31日現在の理事長は石橋武、理事は5名、評議員は部落解放同盟8名で構成されている。かつて部落解放同盟大阪府連合会書記長・副委員長・中央執行委員の向井正が館長を務めていた。

1985年の開館以来、約7000平米の市有地の無償貸与を受けていたものの、2014年10月、市長の橋下徹の方針転換で市から年間2700万円程度の賃料の支払を求められるようになった[1]。これに対し、博物館は2015年1月、財源がないことを理由に、無償貸与の継続か、数百万円程度までの減額を求めたが、市はこの要求を拒否し大阪地方裁判所に提訴した[1]。2020年和解が成立、退去条件として2015年度からの賃料を免除することとなった[2]

2020年5月31日で一旦閉館、2年後の2022年に場所を移転して再開館の予定[3]

沿革

概要

  • 主な目的
    • 人権意識の高揚を図ること
  • 開館時間
    • 曜日により異なる
  • 休館日
    • 毎週日曜日と月曜日と火曜日、祝日、毎月最終の金曜日と土曜日、年末・年始
  • 入館料
    • 大人:500円
    • 高校生・大学生:300円
    • 中学生以下:200円
    • 65歳以上:300円
    • 障害者(介護者を含む)は無料
    • 人権週間12月4日12月10日)は無料
  • 発行物
    • 『ビジュアル部落史』シリーズなど、解放出版社から書籍が発売されている

交通アクセス

脚注

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外部リンク

座標: 北緯34度39分16.5秒 東経135度29分12.5秒 / 北緯34.654583度 東経135.486806度 / 34.654583; 135.486806