塚原千恵子
塚原 千恵子(つかはら ちえこ、1947年8月12日 - )は長崎県出身の元オリンピック女子体操選手・指導者である。旧姓は小田。長崎県立長崎西高等学校-日本体育大学。 夫はメキシコオリンピック・ミュンヘンオリンピック・モントリオールオリンピックで金メダルを取った元体操選手の塚原光男、息子はアテネオリンピックの体操団体で金メダルを取った体操選手の塚原直也。
人物
1967年の全日本学生体操競技選手権大会で個人総合優勝し[1]、全日本選手権でも5位に入賞した。同年の1967年夏季ユニバーシアード(東京)女子団体で金メダルを獲得した[2]。
1968年メキシコオリンピックに出場。女子個人総合は19位、女子団体では4位入賞を果たした。 1969年には第23回全日本体操競技選手権大会、全日本学生体操競技選手権大会、NHK杯体操選手権で優勝、1970年の第17回世界体操競技選手権では団体4位入賞メンバーとなった[3]。
1972年現役引退し塚原光男と結婚、体操指導者としてオリンピック体操チームのコーチなどを歴任(1976年モントリオールオリンピック、1984年ロサンゼルスオリンピック、1988年ソウルオリンピック体操女子チームリーダー、2008年北京オリンピック体操女子監督)するとともに、 塚原体操センター副校長、朝日生命体操クラブ女子チーム監督として後進の指導育成に当たっている。
著書
- 女子体操競技入門 翔ぶ!舞う!華麗な演技にチャレンジ(1982年、講談社、ISBN 97840-61414-716
- 熱中夫婦ここにあり! 体育館は道場だ(1989年、実業之日本社、ISBN 97844-08340-104
- ウルトラE!こころ アトランタオリンピックへ(1994年、朝文社、ISBN 97848-86951-182
- 塚原家の金メダル(2005年、新潮社、ISBN 97841-04757-015)
- ビューティー・コア・ストレッチ やせる体操(2007年、小学館、ISBN 97840-93104-524
外部リンク
- 塚原千恵子 - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)(英語)
- グレートマザー物語(塚原直也)・母塚原千恵子のエピソードもある。