古賀鈴鳴

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古賀 鈴鳴
(こが すずなり)
誕生 日本の旗 日本
職業 グラフィックデザイナー / アートディレクター / 日本の POP ARTIST / 詩人 / ミュージシャン / 写真家 / ミュージックビデオの監督
国籍 日本の旗 日本
デビュー作 『冬でも金魚』
公式サイト http://sekaibunko.com/
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古賀 鈴鳴(こが すずなり、1973年 - )は、クリエイティブディレクターグラフィックデザイナーアートディレクターイラストレーター、美術家、詩人写真家、音楽家、ミュージックビデオの監督 など多彩な才能をもつクリエイター。詩人、絵本画家としても、詩画集や絵本を多数出版している。

来歴・人物[編集]

滋賀県彦根市出身。

デザイナー、アート・ディレクターとしては、くるり曽我部恵一遠藤賢司ウラニーノ東京カランコロン等のCDジャケットのディレクション、制作に参加。アパレルブランド「mercibeaucoup,」「HELMUT LANG」「CABANE de zucca」等のグラフィック、書籍で小説やヴィジュアル本の装幀を多く手がけていることで知られている[誰によって?]

イラストレーター、絵描きとしては、HMVのCFアニメーションや、銀座松屋デパートのキャンペーン、横浜駅構内の巨大商業施設「JOINUS TheDIAMOND」のキャンペーンキャラクター、栗田工業カレンダー等の企業広告や、本の装画などを数多く手がけている。

バンド、ウラニーノのメジャーデビューミニアルバム「ランドリーとワールド」では、初のミュージックビデオ監督をつとめた。

自身のバンド、冬の踊り子のリーダーであり、曽我部恵一主宰のROSE RECORDSより1st ALBUM『JAZZ』を2006年にリリース。2nd ALBUM『映画』を2008年にリリース[1]。さまざまな国内フェスにも参加している。

2012年より、京都で「世界文庫」というセレクト古書店をオープンし、オーナーをつとめている[2]。書店内の「世界棚」という本棚には、クラムボン原田郁子荒井良二、セバスチャンXの永原真夏、セキユリヲ、ミナ ペルホネンの皆川明6次元ナカムラクニオ森美術館高橋信也等、親交のあるクリエイターの蔵書からの古書が並び、販売されている。

2017年には、世界文庫で、大人のための新しい働き方の学校、「世界文庫アカデミー」を開校した[3]。20名ほどのさまざまなジャンルのクリエイターが講師を務めている。

近年[いつ?]は、全国各地の学校で特別講師を務めたり、さまざまなワークショップも展開している。国内のデザイン誌のみならず、海外のデザイン誌にも、その作品が取り上げられている[要出典]

主な作品[編集]

著書[編集]

  • 詩画集
    • 『冬でも金魚』ダ・ヴィンチブックス
    • 『スノウ』三心堂出版社
    • 『白』三心堂出版社
    • 『プロローグ』三心堂出版社
    • 『放つ話』トムズボックス
    • 『LOVE BOOK〜現代語訳百人一首〜』講談社
    • 『PICASSOS』Zebra Books Publishing
  • 写真集
    • 『運命』Zebra Books Publishing[4]
  • 絵本

アルバム・CD[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 異才クリエイター、古賀鈴鳴による音楽プロジェクト=冬の踊り子のセカンド・アルバム『映画』が11月11日に発売 - TOWER RECORDS ONLINE”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2008年10月11日). 2022年7月18日閲覧。
  2. ^ 「世界文庫」古賀鈴鳴さんが選んだ4冊の本”. ブレーン. 宣伝会議 (2016年2月). 2022年7月18日閲覧。
  3. ^ 働き方考える世界文庫アカデミー 講師に曽我部恵一、荒井良二、永原真夏ら | CINRA”. CINRA. CINRA (2018年4月17日). 2022年7月18日閲覧。
  4. ^ 角谷 慶 (2007年6月13日). “古賀 鈴鳴 写真展「運命」 | exhibition | iTohen / Gallery Books Coffee”. iTohen. 2022年7月18日閲覧。

外部リンク[編集]