古川平

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古川 平(ふるかわ たいら、1937年2月27日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) 栗東トレーニングセンターに所属していた元騎手、元調教師鹿児島県出身。

来歴

1957年阪神橋田俊三厩舎所属の厩務員となったのちに、京都杉村政春厩舎所属の騎手見習いとなった。1961年に騎手免許を取得したが、繋駕速歩競走の騎手免許のみの取得で、以後1968年までは速歩競走のみに騎乗した。

1969年の速歩競走の廃止に伴い、騎手廃業の危機を迎えたが、体重を減量のうえで平地競走の騎手免許を再取得し、以後は平地・障害競走の騎手となった。1971年には、速歩時代に世話になった松井麻之助厩舎に移籍、のちに京都(のちに栗東)・武田作十郎厩舎所属となる。このとき、同厩舎に所属の武邦彦の弟弟子、ならびに河内洋の兄弟子となった。

1976年に騎手を引退し調教助手となる。騎手成績は947戦67勝であった。

1983年、調教師免許を取得し、1985年に厩舎を開業する。7月14日、初出走となった小倉競馬場での第5レースは、ノーベルトラックが2着となる。7月27日、小倉競馬場での第6レースでノーベルトラックが勝利し、のべ2頭目で初勝利を挙げる。

1995年東京障害特別(秋)をグレートリーフが制し重賞初勝利を挙げる。

2007年2月28日付けで定年により調教師を引退する。調教師成績は5037戦382勝、重賞6勝(中央競馬)。

おもな管理馬

おもな厩舎所属者

※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。

  • 宮徹(1987年-1990年 騎手)
  • 田口光雄(1987年-1988年 騎手)
  • 四位洋文(1991年-1996年 騎手)
  • 今村康成(1997年-? 騎手)

参考文献

  • 日本調教師・騎手名鑑刊行会(編)『日本調教師・騎手名鑑 1961年版』 井上康文、1961年
  • 中央競馬ピーアール・センター(編)『日本の騎手』 日本中央競馬会 1981年

関連項目