冷泉為人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yqm (会話 | 投稿記録) による 2016年3月5日 (土) 10:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (記号の「○」→漢数字の「〇」)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

冷泉 為人(れいぜい ためひと、1944年3月2日 - )は兵庫県出身の日本美術史家。専攻は近世絵画史。上冷泉家第25代当主。

略歴

兵庫県加古郡稲美町生まれ。旧姓名、松尾勝彦。上冷泉家第24代当主冷泉為任および布美子夫妻の長女貴実子結婚し、旧華族伯爵家の上冷泉家を継ぐ。冷泉勝彦を名乗っていた時期もあるが、上冷泉家歴代当主の通字に合わせるため、のち正式に為人と改名。

1968年昭和43年)、関西学院大学文学部美学科卒業1973年(昭和48年)、関西学院大学大学院文学研究科美学美術史専攻博士課程修了。

京都国立近代美術館勤務を経て、1978年(昭和53年)、大手前女子大学専任講師1983年(昭和58年)、大手前女子大学助教授1993年平成5年)、大手前女子大学教授

1996年(平成8年)、池坊学園理事評議員。1999年(平成11年)、池坊短期大学学長2002年(平成14年)、池坊短期大学学長を退職。同年4月から財団法人冷泉家時雨亭文庫理事長。2004年(平成16年)から、同志社女子大学客員教授立命館大学でも特別招聘教授を務める。

役職

受賞歴

  • 2007年(平成19年)京都府文化賞功労賞受賞

編著書

関連項目