全国高等学校野球選手権福島大会
全国高等学校野球選手権福島大会(ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんふくしまたいかい)は、福島県で開催されている全国高等学校野球選手権(夏の甲子園)の県予選。
概要
- 参加校 - 89校(2009年)、87校(2011年)、83校(2013年)、81校(2014年)、78校(2015年)
- 審判員の審判服は、第81回大会より現在のスタイル(球審は79回大会までアウトサイドプロテクター第80回記念大会時は、シャツは現行スタイルだがスラックスは旧来の紺色)。第97回大会からスラックスが、チャコールグレーに変更。
優勝校
年度 | 代表校 | 全国大会 |
---|---|---|
1975年(第57回大会) | 磐城(4年ぶり5回目) | ベスト8 |
1976年(第58回大会) | 学法石川(初出場) | 1回戦 |
1977年(第59回大会) | 福島商(3年ぶり6回目) | 3回戦 |
1978年(第60回大会) | 郡山北工(初出場) | 2回戦 |
1979年(第61回大会) | 安積商(初出場) | 1回戦 |
1980年(第62回大会) | 双葉(7年ぶり2回目) | 2回戦 |
1981年(第63回大会) | 福島商(4年ぶり7回目) | 2回戦 |
1982年(第64回大会) | 安積商(3年ぶり2回目) | 1回戦 |
1983年(第65回大会) | 学法石川(7年ぶり2回目) | 3回戦 |
1984年(第66回大会) | 学法石川(2年連続3回目) | 1回戦 |
1985年(第67回大会) | 磐城(10年ぶり6回目) | 1回戦 |
1986年(第68回大会) | 学法石川(2年ぶり4回目) | 2回戦(初戦) |
1987年(第69回大会) | 日大東北(初出場) | 1回戦 |
1988年(第70回大会) | 学法石川(2年ぶり5回目) | 1回戦 |
1989年(第71回大会) | 学法石川(2年連続6回目) | 1回戦 |
1990年(第72回大会) | 日大東北(3年ぶり2回目) | 2回戦 |
1991年(第73回大会) | 学法石川(2年ぶり7回目) | 2回戦 |
1992年(第74回大会) | 郡山(初出場) | 1回戦 |
1993年(第75回大会) | 学法石川(2年ぶり8回目) | 1回戦 |
1994年(第76回大会) | 双葉(14年ぶり3回目) | 3回戦 |
1995年(第77回大会) | 磐城(10年ぶり7回目) | 1回戦 |
1996年(第78回大会) | 日大東北(6年ぶり3回目) | 1回戦 |
1997年(第79回大会) | 日大東北(2年連続4回目) | 1回戦 |
1998年(第80回大会) | 日大東北(3年連続5回目) | 1回戦 |
1999年(第81回大会) | 学法石川(6年ぶり9回目) | 2回戦(初戦) |
2000年(第82回大会) | 福島商(19年ぶり8回目) | 1回戦 |
2001年(第83回大会) | 聖光学院(初出場) | 1回戦 |
2002年(第84回大会) | 日大東北(4年ぶり6回目) | 1回戦 |
2003年(第85回大会) | 日大東北(2年連続7回目) | 1回戦 |
2004年(第86回大会) | 聖光学院(3年ぶり2回目) | 3回戦 |
2005年(第87回大会) | 聖光学院(2年連続3回目) | 2回戦 |
2006年(第88回大会) | 光南(初出場) | 1回戦 |
2007年(第89回大会) | 聖光学院(2年ぶり4回目) | 3回戦 |
2008年(第90回大会) | 聖光学院(2年連続5回目) | ベスト8 |
2009年(第91回大会) | 聖光学院(3年連続6回目) | 2回戦(初戦) |
2010年(第92回大会) | 聖光学院(4年連続7回目) | ベスト8 |
2011年(第93回大会) | 聖光学院(5年連続8回目) | 2回戦 |
2012年(第94回大会) | 聖光学院(6年連続9回目) | 2回戦 |
2013年(第95回大会) | 聖光学院(7年連続10回目) | 2回戦 |
2014年(第96回大会) | 聖光学院(8年連続11回目) | ベスト8 |
2015年(第97回大会) | 聖光学院(9年連続12回目) | 2回戦(初戦) |
使用される球場
- 県北地区
- 県中地区
- 郡山市営開成山野球場
- しらさわグリーンパーク野球場(楽天イーグルスグリーンパーク本宮)
- いわき地区
- 県南地区
- 会津地区
上記のうち7球場を使用、メイン球場はあづま球場・開成山野球場・いわきグリーンスタジアムを持ち回りで使用。1999年から移動による選手の体力消耗を考慮し、対戦カード決定後に1・2回戦の日時・球場を決定する「球場後日決定方式」が採用されている。1・2回戦は5地区5球場で行われ、同地区同士の対戦は地元の球場(使用球場の無い相双地区同士の対戦はいわき・県北地区の球場)を使用、その他の試合の会場は秋季・春季大会の成績に応じたポイントにより決定される。2003年から3回戦は5地区6~7球場(対戦カードにより変動)で行い、1・2回戦と同方式で使用球場が決定されるようになった。4回戦(2002年までは3回戦)以降の試合はメイン、サブメインの2地区4球場で行う。1998年までは同4球場で1回戦からの全試合が行われていた。
放送体制
- 福島放送が開会式とメイン球場の3回戦以降の試合を中継。2013年は4回戦から、2002年までは1回戦から中継、さらに1998年まではサブメイン球場との二元中継を行っていた。また2002年・2003年は同局のホームページ上でインターネット中継も行っていた。
- NHK福島放送局が準々決勝以降をラジオで、準決勝・決勝をテレビで中継(ラジオはメイン球場の3回戦以降の試合を2012年まで、2013年は準決勝以降を中継していた)。
- ラジオ福島では2009年から決勝のみ中継(2014年・2015年はUstreamで配信、地上波は通常番組)。
特別処置
- 2011年は東日本大震災と福島第一原子力発電所事故により学校が被災し、計画的避難区域(復旧作業関係者以外の立ち入り禁止区域)に指定され、単独での練習が出来なかった双葉翔陽、富岡、相馬農業の3つの高校が「相双(そうそう)連合」として本大会に参加したが、1回戦で敗れている。また、各球場で試合当日の早朝に放射線量を測定し、毎時3.8マイクロシーベルト以上の球場はその日の試合を中止する処置をとったが実際に該当したケースは無かった。