京都寿司のれん会

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京都寿司のれん会(きょうとすしのれんかい)は京都老舗寿司店有志による親睦団体である。
1950年昭和25年)、京都鮨商組合の総会において、組合長 中島清次郎1897年 - 1972年)の発案により、「のれんを守り、品位を高めて、共存共栄の実をあげ、会員相互の親睦を図る」ことを目的として発足。[1]

設立の経緯 

1920年大正9年)、京都では営業許可申請簡素化のため各警察単位で、それぞれの組合の中に「料理部」「寿司部」「洋食部」等々の部活動が存在する「料飲組合」が結成される。 この中の「寿司部」により、1930年昭和5年)、京都鮨商組合(現在の京都府寿司生活衛生同業組合)が結成される。

1947年(昭和22年)、GHQにより「飲食緊急措置令」が出されるなど、困難な時期を乗り越え、1950年(昭和25年)春、この京都鮨商組合の総会において発足した。

2002年9月には50周年式典が催され、京都新聞社社長の野村栄太郎による祝辞、四世茂山千作による祝舞などが行われた。

現代の名工 表彰者

  • 荒木信次(重兵衛)
  • 白子昭次(千登利亭)他

主な協賛、共催事業

  • 京都新聞社との共催で「寿司教室」を毎年3月に開催
  • 京都髙島屋と協賛して「京の味ごちそう展」を毎年2月下旬開催

参考文献

脚注

  1. ^ 京都寿司のれん会50周年記念誌 京都寿司のれん会 公式サイト