三年待った女

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三年待った女
ジャンル テレビドラマ
脚本 石松愛弘
演出 波多腰晋二
出演者 山本陽子江守徹秋野太作五月みどり増田恵子渡辺文雄 ほか
製作
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1981年8月18日〜1981年9月22日
放送時間火曜日22:00〜22:54
放送枠火曜劇場
放送分54分
回数6
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三年待った女』(さんねんまったおんな)は、1981年8月18日から1981年9月22日まで、日本テレビ系列の『火曜劇場』(毎週火曜日22:00〜22:54)にて放映されたテレビドラマ。全6話。『火曜劇場』の最終作となった。

概要・内容[編集]

平凡な主婦の小杉友子は夫・孝彦に突然失踪され、残された娘と姑を支えるため、新宿駅ビル内の紳士用品店「アポロン」で働き始める。友子のもとへ叔父が持ってきた縁談は全て断っていたが、中学校教師の八木壮介と知り合い、そこから壮介との再婚を本格的に考え出すようになる。しかし、失踪から三年が経って、孝彦が突然家に帰って来た。しかも、離婚する気は全く無いという。自立する力が付いた友子が自分の意志でどう生きていくか、その再婚願望と男と女の心理、娘・姑らとの家族の絆などを絡めて描いていった[1]

本作の放送終了により火曜22時台の連続ドラマ枠は休止し、火曜サスペンス劇場DRAMA COMPLEX火曜ドラマゴールドと長年にわたり単発ドラマ枠が続くこととなる。この時間帯で連続ドラマが再開されるのは、約25年半後の2007年4月期に火曜ドラマ枠で放送された『セクシーボイスアンドロボ』である。 

キャスト[編集]

  • 小杉友子:山本陽子 - 39歳
  • 八木壮介:江守徹
    37歳、中学の数学教師。妻は5年前に死別。友子の娘の担任・井手算子と交際していたが。徐々に友子に惹かれていく。
  • 小杉孝彦:秋野太作 - 38歳
  • つや子:五月みどり - スナックのママ
  • 沢本真理子:増田恵子
    23〜24歳、友子のいとこ。大学4年生で友子の家に下宿。大学の同級生の修とは恋人同士。友子に同情して孝彦との離婚を勧める。
  • 友子の叔父:渡辺文雄
  • 井手算子:結城美栄子
    38歳、めぐみの学校のクラスの担任。八木と交際中は結婚を意識していたが、八木が友子に惹かれていくことにより失恋。
  • 安武修:北詰友樹
    22歳、真理子の恋人。就職活動中であるが、決まらずに焦っている。真理子との結婚願望があるが有るが、お互い態度がはっきりしないためぐずぐずしている。
  • 伊藤敏八
  • 竹田かほり
  • 小杉ちか:丹阿弥谷津子 - 友子の義母(姑、57歳)
  • 小杉めぐみ:斉藤ゆかり[2]- 友子の娘(12歳)
  • エリ:清水クーコ
  • 林田実:橋爪功
    39〜40歳、友子の勤める「アポロン」の営業部長。大学時代から壮介の友人で、彼も友子に惹かれていた所があったが、壮介との関係を知った後は二人を結びつけようと動く。
(出典:[3]

スタッフ[編集]

  • 脚本:石松愛弘
  • 演出:波多腰晋二
  • 製作:日本テレビ

脚注[編集]

  1. ^ 参考:読売新聞朝日新聞毎日新聞北海道新聞京都新聞 各縮刷版(1981年8月~1981年9月)、『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE学研パブリッシング)編集部編)
  2. ^ 斉藤こず恵の実妹
  3. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1981年8月21日号 p.56 - 57「完全テレビシナリオ 三年待った女」
日本テレビ 火曜日22時台
前番組 番組名 次番組
三年待った女
火曜サスペンス劇場
(21:02 - 22:54)
日本テレビ系 火曜劇場
見まわせば二人
三年待った女
(廃枠)