マルメロ
マルメロ | ||||||||||||||||||||||||
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マルメロ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Cydonia oblonga | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
マルメロ |
マルメロ (Cydonia oblonga, 榲桲) はバラ科マルメロ属の落葉高木。マルメロ属はマルメロのみの一属一種である。カリンとも呼ばれるが、ボケ属 (Chaenomeles) のカリンとは異なる。見分け方は下掲の外部リンクなど参照。
特徴
中央アジア原産。カリンやボケに近縁な果樹で、栽培が盛んな長野県諏訪市など一部の地域では「カリン」と呼ばれている。リンゴや西洋ナシとも比較的縁が近い。果実は偽果で、熟した果実は明るい黄橙色で洋梨形をしており、長さ7-12cm、幅6-9cmである。果実は緑色で灰色~白色の軟毛(大部分は熟す前に取れる)でおおわれている。漢字で書くと、木瓜。葉は互生、長さは7-12cm、幅6-9cmで白い細かな毛で覆われている。花は春、葉が出た後に咲き、大きさは5cm、色は白またはピンクで5枚の花弁がある。
果実は芳香があるが強い酸味があり、硬い繊維質と石細胞のため生食はできないが、カリンと同じ要領で果実酒(カリン酒に似た、香りの良い果実酒になる)や蜂蜜漬け、ジャムなどが作れる。成熟果の表面には軟毛が少し残っている場合があるので、よく落としてから切って調理する。
関連項目
ギャラリー
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花
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果実
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果実(表面には綿毛が密生する)
外部リンク
- カリンとマルメロの違い
- マルメロ(榲桲) 大植物図鑑(長野電波技術研究所)